ノートは省察・省思・内省・内観のツール

 部屋を片付けていたら2002年につけていたノートが出てきました。当時、IT系ベンチャに在籍していた僕は、

・業績不振の責任を取らされながらも会社に居残る
・まともな経営者の下で自分の力を発揮できる転職先をほかに探す
・分社化の形で事業部門ごと独立して事業を興す
・独立してフリーになる

という4つの選択肢で悩んでいました。

 勢いで行動するには抱えるものが大きすぎる年頃なので、現状の問題点は何で、自分はどう行動し、その理由はなぜか、を明確にするためにノートを書いていたのです。「なぜそうするのか」と繰返し自問し、その答えと理由を書き留めていました。

 しばらくは転職と独立を天秤にかけて両方の活動をしていましたが、「虻蜂取らず」とはこのことで、結局はどちらも中途半端。7月頃に独立を決意し転職活動をすっぱりとやめてからは、ずいぶんとすっきりしたように記憶しています。そういう判断の拠り所としてもノートは役立ちました。

 日常的な日記はデジタルでも構わないのですが、自分のターニングポイントとなるような大きな事象に対しては、ノートとペンで考えを整理し、意志を遂げるまで何度も見直すことがいちばんだと思います。

 ポイント:大学ノートは不可、少し高級なノートを買う。鉛筆は不可、ペンで丁寧に書く。(←これは昭和の大相場師、林輝太郎氏の教え)

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