三井家の家訓

 三井グループや三越百貨店の基礎にもなっている三井家の家訓にこんなことが書かれていました。

・倹約に努めよ
・主人は全業務を知ること
・多くをむさぼると紛糾のもととなる
・一族の子弟には小僧の仕事を体験させよ
・不利と分かった時は素早く見切ること

 まぁ、当たり前のことばかりとは思うのですが、自分の代から孫子の代に伝えていくときには何かと心配になるんでしょう。

 三代目当主の三井高房氏は「町人考見録」に次のような言葉を残しているそうです。

商家の初代というものは、田舎から出て来て裸一貫から、あるいは他人の店で頑張って身を興して商いを拡張し、築き上げた財産を子孫に伝えようと自分の代は倹約に努め、艱難辛苦を乗り越えてひたすら家業に専念するものだ。しかし孫の代ともなると、裕福な環境で育っているので、苦労を知らず、金銀の大切さがわかならくなってしまう。

 なんとなく現在の日本の姿とダブりますね。

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