Mac OS XP

 AppleがIntel Mac上でWindows XPを動作させる仕組み(Boot Camp)を正式に公開して、しかも今後の機種/バージョンに機能を統合するという発表は、なかなか驚きをもって迎えられたようですね。

 ここで、ひねくれている僕は裏から考える。Mac OS Xに少しの工夫を加えればWindows PC上でMac OS Xが動作する可能性を、Boot Campプロジェクトが間接的に証明してくれたことになりはしないかと。

 スティーブ・ジョブスの「美学」に沿うかどうか分からないし、Appleのビジネスモデルの根幹に関わるのでなんともいえないけれど、AppleがMac OS Xを「Mac OS XP」(テンピー)なんて名前でPC用に単体販売したらそのインパクトは限りなく大きい。選択肢がないからとWindowsを無理に使わなければならない必然性がなくなってくる。

 たとえは悪いけれど、民主党党首に小泉さんが就任するようなもの。自民党のMicrosoftからすると政権(シェア)交代の一大事になる。

 くしくもMicrosoftはXPの次期版であるVistaの発売を2007年1月に延期すると発表。これが米国時間で3月21日。AppleのBoot Campの発表は4月5日。Boot Campのほうが先に発表されていたら、もしかしたらMicrosoftは危機感を募らせてVistaの遅延をなんとしてでも食い止めようとしたかも知れません。一方でAppleは、来年の1月まで9か月ほどの時間的な猶予を得たことになる。ドッグイヤーの業界で9か月も貰ったらいろんなことができる。

 果たして、この予言(笑)は当たるでしょうか?

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