ダルフール紛争
2006.04.30 Sunday - 15:59
国内では、横田めぐみさんの母親である早紀江さんが議会公聴会で証言したあと、ブッシュ大統領に面会したニュースが盛んに報じられています。親の力というものを改めて思い知らされます。 ホワイトハウスのウェブを見ると、横田早紀江さんと息子(めぐみさんの弟)が単独でブッシュに会ったわけではなくて、実際には脱北者の親子と一緒だったことが分かりますし、写真は脱北者の子どものほうが大きい。詳しいところは読み取れませんが「北の被害者」という括りで捉えているのでしょう。 実はこの面会と同じ日に、日本のニュースにはまったく流れませんが、ブッシュはダルフール紛争の関係者と面会している。これは結構大きなニュースじゃないかと思います。 半年くらい前のNHKスペシャル「アフリカ・ゼロ年」でスーダンで起こっているダルフール紛争のことがレポートされていました。ジャンジャウィードというアラブ系民兵が非アラブ系住民を大量に虐殺しているのですが、スーダン政府はジャンジャウィードを支援している。アフリカ連合(AU)が住民を守るために兵士を派遣しているものの、紛争地域が広すぎてほとんど対応できていない。国連はダルフール紛争をジェノサイド(民族浄化を目的とした大量虐殺)として認めていないため国連軍が派遣される見通しはない。スーダン一帯にはとくに資源がないためアメリカもあまり興味なし。といったような内容だったと記憶しています。 ようやくというか、紛争解決に向けて世界は少しずつ動きだしてはいるようで、たとえば、 <NATO>ダルフール紛争への介入強化決める なんてニュースが日本での扱いは小さいものの流れているし、昨日のBBC World News(ラジオ)はダルフールのことばかり取り上げていました。 29日にアフリカ訪問に出発した小泉首相もきちんとコミットメントを表明すると同時に、日本世論も喚起してくれるといいんですが。 |
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