相手の表情は自分の鏡

 今日取材で那覇をうろうろと廻っていたんですが、今までどうってことなかった沖縄の女性が美人に見えるようになってきた(笑)。

 永 六輔さんによると、本土の人のみが罹る「沖縄病」という病気があるのだそうで、病気がいつの間にか潜伏していたんでしょうか? いえいえ、そうじゃないようです。

 沖縄の女性の顔付きって、少しきついというか無表情のところがあって、なんとなく不機嫌なように思える。だから、こちらもなんとなくガードをかけてしまうんですね。ところがそれは大いなる勘違いで、少しでも話し掛ければ途端に相好を崩していろいろと受け答えをしてくれるし、親切にいろいろ教えてくれる。そういう当たり前のことが5回目の訪沖でようやく分かってきたようです。

 そんなこんなで、今日は某レンタカー事務所にいる赤嶺さん♀の勝手ファンクラブ会長になりました(笑)。

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那覇から

こちらに着いたら台風のような大雨。雨がほぼ上がった夕方は少し気温が下がり、アロハじゃ風邪引きそう。体力つけるためにフーチバー(よもぎ)入りのソーキそば大盛りを食べる。

取材の過程で、昭和26年頃の朝鮮戦争特需でライカIIIfを買い、当時のコダクローム(ASA10)で沖縄を撮影していた人にたどり着いたんですが、キャパインカラーじゃないけど、恐ろしいほどの色が残ってて驚き。現像はハワイに送っていたそうです。

昔のコダクロームのほうが今のKR/PKRよりも発色的に美しいと思うんだけど、もう復刻はされないんだろうね。

もう一人、貴重な資料や貨幣を約10万点集めているコレクターにたどり着いて、まったくの飛び込みなのに自宅のコレクションルームを見せてもらいました。何があるか書けないけど、あんぐりの連続。

さて、オリオンビールでも買って来ますか。

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ちょっと仕事しすぎ?

さすがの「マルチタスカー」の僕も、少しへばってきました。

時間がないので沖縄往復の機内でもテープ起こしをしなければならないことに。
金曜17時に羽田に着いたあと、18時から都内で別の打ち合わせ。
土日に締め切り2本くらい。
来週中に最低でも8ページ+写真納品締め切り。

実は6月中に、沖縄本のほかに2冊アップしなければなりません。
7月からは別の本が始まります。

サッカーやF1で睡眠のリズムが崩れることは確実だし。
弱点の腰が持つか心配。用心します。

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沖縄食堂

 都内と横浜の沖縄料理屋を集めた「沖縄食堂」なる本が、なかなか書店で好評のようです。

 データだけから書くことの多いタウン誌とは違って、載っているすべての店を取材スタッフが実際に食べて書いたとか。そのスタッフは仕事仲間なんですが、試食のときに何で呼んでくれんかねー(笑)。

 目黒にある「例のお店」(笑)は出ていません。ちょっと残念だけど、あんまり有名になられても困るから、まぁいいでしょう。

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googleが決める肩書き

 さて、どこかの編集者が取材記事をまとめるためにライターとカメラマンを必要としたとしましょう。自分の人脈では適当な人材が思い浮かばなかったので、彼/彼女はインターネットで探すことにしました。記事の主旨に合ういい人は誰かいないかなと。

 [ライター]と入力して<検索>をクリック
 [カメラマン]と入力して<検索>をクリック

 そう、彼/彼女は決して「フォトグラファー」では検索しないし、「フリーライター」でも検索しない。

 その理由は、どこかの編集部に行って耳を澄ませていれば分かる。「じゃぁ、いついつまでにライターさん手配しておきます」「空いているカメラマンがいるか、今探しているところです」なんて会話が飛び交っている。彼/彼女が使う「呼び方」は決まっているんですね。

 ということは、フリーランスがウェブサイトを開設・運営する場合、

  ・自分がいいと思う肩書き

ではなくて、

  ・仕事を発注する人が検索に使うであろう日頃の呼び方

を前提にSEO対策をしておいたほうがいいことになりませんか?

#↑こうやってメッセージの中に何気なく散りばめておくわけですね(笑
#先方からの飛び込み案件なぞいらん、という「漢」な方には無用

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故意のダウンロード

 複数の仕事を掛け持ちでやっていると、なかなか頭が切り替わらずに苦労します。SF映画だったか小説だったか、脳の中身をダウンロードするような話がありましたが、割り込み仕事の前と後でバックアップ+リストアができたらナンボ楽かといつも思います。

 ということで今日は、仕掛りの仕事を再開すべく、割り込み前の状態に一所懸命に記憶を回復中。

 何十年かするとgoogleに「google brain」とかいうサービスが出来て、あなたの思い出を預かります、もうモノ忘れにも安心です、1000GBまで無料、とかいうような時代がくるかもしれません。アルツー予備軍の方々、その日を待ちましょう(笑。

 ところで、昨日の夜、またサイトのMovable TypeをSEO対策と気分転換も兼ねてしこしこといじっていたのですが、エントリーアーカイブでメッセージごとに違うサイドメニューを表示する方法を発見。自分で見つけると嬉しくなりますね。このワザを使ってプロフィールの各ページでRECOMMENDEDメニューを変えています。方法は超簡単ですが内緒(笑)。(今のサイトはすべてMTの「メッセージ」で作っています。静的なhtmlは1ページもありません)。

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一段落の気分転換

 懸案のコピーライティングがようやく峠を越えて一安心。心に余裕が多少戻る(笑)。気分転換にと、昼を食べるついでにお散歩に。いつもより少し広い範囲に足を伸ばして初めて歩く知らない道ばかりを散策。村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」に出てくるような行き止まりの路地に入り込んだら、その周囲の家々は時間が止まっているような感じで、那覇の裏道を歩いているようでもあるし、自分が今どこにいるのか分からない不思議な感覚に襲われる。

 上大岡って結局、駅ビルを中心としたコアのところは新しいけれど、周りは昔のままの貧しい田舎だということを発見。6年も住んでるけど全然知らないのよね。

 散歩の友はライカM4。今日の気分はM4以外には考えられなかったので、風間さんから貰った10年も期限が切れたTri-Xを詰めて20枚ほど。

 さて、お昼は知らない店を開拓しながらランチでも、といつも思うんですが、表に掲げられているランチメニューの値段を見てしまうと、ああこれなら豚丼が3回は食べられると考え直して、結局また吉野家へ(苦笑)。

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検索小噺

「おやご隠居さん、こんな天気のいい日に何読んでらっしゃるんで?」

「おやおや熊さんじゃないか。SEO対策テクニックっていう本でね、電子網の中でどうやったら探し出しやすくなるか、その知恵を授かっているんですよ」

「そらまた難しそうでござんすナ。うちの旦那はどうにも興味がないらしく、電子網はほったらかしのようでござんすよ」

「そうはいうけど、あんたンとこも番頭さんが頑張ってサイト作ったんだし少しは工夫しなさいよ。お客様が増えるかもしんないよ」

「へへ、いやですよご隠居。もう耄碌が始まっちゃったのかね。あっしの名前はサイトウじゃなくて熊ですって」

「お前さんは相変わらず物事を知らないね。サイトってのは電子網の中の広告のことですよ。どのくらい広告の効果があるか、キーワード順位チェックってのをやってごらんなさいよ。ダメだと分かったら大旦那も少しは腰を上げますよ、きっと」

「そういやァご隠居さんも個人広告を持ってるとか言ってましたけど、チェックのほどはどんなもんです?」

「思ったようにはなかなかうまくいかないもんだね。この本によるといろいろと工夫しなきゃいけないようだよ。まァしばらくしたらゆっくり考えますよ。ところで熊さん、私に何か用があったんじゃないのかい?」

「それなんですがね、隣りの編集プロダクションのMさんから頼まれましてね。ほっとくとご隠居さんが遊んじゃうんで、コピーだかゼロックスだかちゃんと書いているか、ちょっと様子を見てこいって」

「あたたた、急におなかが痛くなってきたよ、あらら、頭も痛くなってきそうだ。すまんが私は奥で休まなくちゃいけないから今日のところはよろしく伝えといておくれ。それと、くれぐれも電話は寄越さないでって頼むんだよ」

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気ぜわしい毎日

 水曜午後はカンファレンスの撮影と取材。来賓挨拶が小坂文部科学大臣(今サイトにアクセスしたら「データベースへの接続に失敗しました Warning: mysql_query(): 」の嵐だけど、どうなってんの?)。大臣をナマで見たのは小池環境大臣以来2回目。あ、街頭演説で小泉総理大臣も見たことがあるな。

 まぁしかし、撮影では場数不足からくる自分の不手際もあって、とても疲れた。予定していたよりも撮らねばならないカットがはるかに多くて、正直、見積りが安すぎたかも。専業カメラマンの皆さん、毎日ご苦労様でございます。

 苦難のコピーライティングは木曜いっぱいで終わるはず。止む無くストップしていた沖縄本ほかの仕事を金曜から再開予定。仕掛かり中の仕事はまだ沢山あるので、今の感じだと6月いっぱいは休みなし。ドイツに行けない理由ができた(笑)。

 少しばかり気ぜわしい毎日が続く。落ち着いた心持ちでブログを書きたいものだ。

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ボキャ貧の苦しみ

 カタログのコピーを考え中。長い文なら楽なんだが、1行から数行の短文で企業や製品の訴求をしなければならない。正直言うとコピーは苦手。本日ストレス度★★★★☆くらい高し。

 「実現します」とか「支えます」とか、「統合」とか「管理」とか、「ビジョン」とか「プロセス」とか、何度も使っているうちにネタがなくなってしまい後が続かない。

 ゲーテじゃないけど、もっと言葉を! 脳に糖分を! (アンパン喰いて)

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福島行きてー

 福島県にあるJヴィレッジ。サッカーワールドカップ代表が24日まで合宿中。練習は公開なので、中田ヒデや俊輔や巻ら代表23名+ジーコ監督を間近で見ることのできる最初で最後のチャンス(ドイツに行く人は別にして)。

 横浜から約300km。往復で8時間? あーん、こんなときにとても忙しかったりする…。

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忙中閑なし

されど気分転換に、近所にちびっこ野球を見にいく。

本日のノルマ:セキュリティソリューションカタログのコピー、物流ソリューションカタログのコピー、電圧制御フィルタの翻訳仕上げ、プレスリリースの翻訳下訳、その他こまごま。コピーの言葉使いに煮詰まる。

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万歩計続報

 先日から使い始めた万歩計。一か月ほどの使用経験では、

・仕事場にこもっていた日:1,500~2,000歩
・近所に買い物に出た日:4,000~5,000歩
・打ち合わせに出た日:5,000~6,000歩
・数か所を回った日:8,000~12,000歩

という感じ。10,000歩を超えたのはまだ3日くらい。

 最初から高い目標を掲げても無理があるので、当面は5,000歩を最低歩数に設定し、足りないときは散歩に出かけることにした。夜中に近所のマンションを3周回る。ちょっとアヤシイ人かもしれない。

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ノートPCがなくても仕事はできる?

 以前は出かけるときには必ずと言っていいほどノートPCを持ち歩いていた。

 その理由は、ひとつは翻訳の下訳作業を電車の中や時間待ちの喫茶店で処理するため。もうひとつはメールチェックのため。

 頻繁にメールチェックをして、何か連絡があったときにクイックレスポンスができるような状態にないと、相手からの心象が悪くなるのではないかとか、仕事を失ってしまうのではないかとか、いろいろな不安を感じていたのだ。

 まぁでも、フリーになって丸3年も経つと、半日くらいメールをチェックしなくても死なない・殺されない(笑)ってことが分かってくるもので、最近はノートPCをあまり持ち歩かなくなった。翻訳の仕事が減ってきたというのもあるし、荷物を軽くしたいというのもある。それに緊急の用件なら電話が来るはずだ(その分、さすがに携帯を持って歩かないと不安だけれど)。

 先日の岡山への取材の際、往復の時間の中で他の原稿も書かなければならなかったため、カバンが重くなるノートPCに代わって持っていったのが400字詰めの「原稿用紙」。僕はパソコンでしか原稿を書かないので初めての試み。車中の落ち着かない環境だったので最終稿には至らなかったけれど、草稿としては十分なものが出来上がって、ああ、ローテクもいいもんだ(笑)。

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1年分の遊び道具

 我が家にもようやくPowerBookが…

 というのは嘘で、箱を開けてみると…

 中身はフイルムの山。カメラマンの風間さんが期限切れフイルムを放出するということでメールしたら、見事先着1名に選ばれて、ブローニーと35mm合わせて約100本をタダでいただいちゃったというわけ。(なんとも粋な箱で送られてきたもんです)

 今の僕のペースだとゆうに1年は遊べる。頑張って撮ろう。

 さて、悩みはシノゴのリスフィルム。リスなんて使ったことないし、そもそもシノゴのカメラがない。このために買うのもね(シート現像できる環境もないし)。もし欲しい人がいたらメールください。あ、使わなくなったシノゴをくれるってメールのほうがいいかも(笑)。GXをくれてもよいぞ(ひつこい)

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最近買った本

 先週から来週にかけて仕事がパンク状態にあるのでなかなか更新できません。最近買った本でお茶を濁します。

誕生色事典」(野村順一)

 うるう年を含む366日に、それぞれの季節にふさわしい色を割り当てた事典。あることに使おうと計画中。ちなみに僕の誕生色は「黄土色」で、「努力により目標に近づくコツコツ型」だとか。

トライアル現場主義」(近藤哲史)

 翻訳者が営業を行うときに欠かせない「トライアル」についてまとめた本。トライアルの現場の話の中には面白いところもそれなりにあるのだが、文中に「多いです」というの幼稚な言い回し(形容詞+です)が多用されていて幻滅。こんな低レベルの日本語を書く著者にトライアルを採点されるのだから翻訳者は可哀想だ。

図解カラーマネージメント実践ルールブック2005-2006」(MD研究会)

 カラーマネージメントをマジーメントに(笑)勉強しようと買ってきた本。製版や印刷のところはチンプンカンプンだけれど、自分が納品した後の行程でいろいろと複雑な処理が行われていることがなんとなく実感できる。一般の人には無用の本。

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提供されない価値

 米国発のmarketing jargonのおかげで、「価値の提供」(providing value)とか「柔軟なインターフェース」(flexible interface)といったヘンテコリンな言い回しを、あちこちの企業の宣伝文句で見かけるようになった。まぁ、何割かは翻訳者の責任でもあるわけだが。

 価値は高めるものだろうし、ユーザーインターフェースは実体ではないからグニャグニャのしようがない。

 IT業界の中で頻繁に目/耳にしているうちに当たり前の言い回しのように錯覚してしまうけれど、マーケティング特有のこの手の言葉使いは、日本語として相手に意味を伝えていないことがなかなか理解されない。意図が伝わらなければ言葉の価値はゼロだから何も「提供」していないのと同じである。どこか矛盾しているのだ。

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祖国とは国語

 沖縄への往路で「国家の品格」(藤原正彦)を再読した。前回は途中までしか読まなかったので、実際には初めての通読になる。

 一週間ほど前に、やはりベストセラーになっている「ウェブ進化論」(梅田望夫)を読んだ。グーグルがパワーバランスを「こちら側」から「あちら側」に移してしまった説明など、確かにそうだなぁ、と首肯するところも多いし、ロングテール現象やブログの話も整理してくれていて分かりやすい。(転職歴1回、独立歴1回の僕は、最後の「脱エスタブリッシュメントへの旅立ち」(=梅田望夫にとっての「あちら側」から「こちら側」への移動)を面白く読んだ)

 2冊の本はどちらもよく売れているそうだ。今日現在、アマゾンのランキングで「国家の品格」は6位、「ウェブ進化論」は16位である。しかし、売れているからといって両者の価値は同じではない。端的に書けば、通読後に後者をブックオフに持っていくことはあっても、前者は書棚に永く置いておくだろうと思うのである。あとで述べるように読後感も異なる。

 羽田への復路では、やはり藤原先生の「祖国とは国語」を読んだ。文庫は今年の1月発刊だから「国家の品格」(昨年11月)のあとだが、もともとは平成15年4月に出ていた本だそうで、「国家の品格」の土台ともなっている内容の本だ。

 教育・社会・政治など何もかもがうまく行かない時代になってしまった。落ち込みに歯止めをかけようと、ありとあらゆる領域で対策がなされてきたが、対処療法なので成果が上がっていない。我が国の直面する危機症状は、足が痛い手が痛いという局所的なものではなくて全身症状である。国家の体質は国民一人一人の体質であり、それは教育により形造られる。国家的危機の本質は誤った教育にある。教育を立て直すこと以外にこの国を立て直すことは無理である。即効薬も逆転満塁ホームランもない。私は小学校における国語こそが本質中の本質と考える。国家の浮沈は小学校の国語にかかっていると思えるのである(要約は僕)

と前置きしたあと、現在の教科書やカリキュラムの問題点、小学校英語教育の陥穽、グローバリズムの行き着くところなどを歯切れ良く論じている。他の人がこのような国家観や教育論をどう感じるのか分からないが、僕は素直になるほどねと思う。中途のエッセイや最後の満州再訪記もすばらしい。

 著者は本を読むことの大切さに関連して、

 世はIT時代で、インターネットを過大評価する向きも多いが、インターネットで深い知識が得られることはあり得ない。インターネットは切れ切れの情報で、本でいえば題名や目次や索引を見せる程度のものである。教養とは無関係である。

と書いている。おそらく「ウェブ進化論」を読んで僕が感じた物足りなさは、グーグルの強さをいくら知ったとしても、最終的に自分の血となり肉となることはないと直感しているからではないか。(同書を読む価値なしと言いたいわけではないので誤解なきよう)

 「国家の品格」は200万部を突破したそうだ。成人人口で考えれば国民の数パーセントが読んだことになる。勝谷誠彦氏はブログで、「ただ目先の快楽に生きるだけの人が増えたことが格差社会の実相で、日本人の価値観の底が抜けてしまった」というような表現をしているが、果たして数パーセントもの人間によって徐々に日本は変わっていくものなのかどうか。当然変わっていくと信じたいのだが、相変わらず経済同友会などは国の主権よりも金儲けが大切だと公言して憚らない。情けないばかりか、大人が品や矜持を取り戻す難しさを感じてしまう。

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副業の取材

 今日は某女性誌の取材でした。僕が取材をするのではなくて、逆に取材をされる側。副業特集を組むそうで、拙著「副業の達人」を見つけた編集者から依頼があったというわけ。

 実はこれまでもいろいろと取材を受けています。半年に一回くらいのペースで、どこかの出版社のどこかの雑誌が副業特集を組んでいる感じでしょうか。

 僕の本は出してから1年以上が経過しているので一般書店の棚からは追い出されていますが、amazonの在庫やランキングを見ていると、いわゆる「ロングテール」としてポツポツと売れているようです。ありがとうございます。上っ面なハウツー本にならないようにまとめたつもりなので、座右の書として読んでいただければ望外の喜び。

 さて、木曜は5時起きの始発便で沖縄へ。帰りの土曜は深夜着の最終便。箭内さんという男前の元気なフォトグラファーに手配を頼んだらハードスケジュールが組まれてきました。体調がイマイチ優れない状態でヒヨワな僕の身体と腰は耐えられるでしょうか!?(それよりも起きられるのか?) なお、現地での更新可否は不明かつ未定。では

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交通博物館

 5月14日で閉館される秋葉原の交通博物館に、打ち合わせと打ち合わせの合間に駆け足で立ち寄ってきました。小学生以来だから何年振りでしょうか。

交通博物館

 鉄っちゃんが多いかと思ったのですが、案外と60代から70代の定年組が夫婦で来ていたり、若い女性も少なからずいました。パノラマ模型運転場の周囲はラッシュアワー並みの人だかり。

 展示を見るよりも人を見ていたほうが面白いので、人だかりや行列があると思わず撮る(笑)。ほかに、階段の手摺とか休憩用のベンチとか、普通は写さないようなところをGR-1で撮っておきました。

 今度の土日が最後なので大変な混雑になるはず。時間がある人は平日のうちに!

交通博物館

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ミクシィ

 先日の花見で知り合ったお花見ガールズのかたからミクシィに誘ってもらいました。写真好きの仲間が多いのでカメラ・写真に関する他愛もない話はミクシィでほとんど済ませています(「ママ・レモン」(笑)とか)。

月例レモン

 ただ、会員制・招待制といいながら実名・実住所を担保する手続きを採用しているわけではないので、周りは友だちばかりだと油断して個人情報を開示してしまえば、とくに女性の場合はネット・ストーキングもあり得ますから、基本的には匿名インターネットの世界と変わらないと思って対処しないとだめでしょうね。

 わざと「足あと」を残しておいたり言葉巧みにマイミク登録を依頼してくる輩(サイドビジネスの勧誘)もいますから要注意。知らない人からプロフィールを検索されるのもいいような悪いような。

 特定少数から不特定多数に変わろうとしている状況で、こういうところの対策を早めにしておかないと、ミクシィ等のSNSの将来って厳しいんじゃないんでしょうか。

 なお、最近ニュースになっている平塚での殺人事件で、殺された娘のリカコさんが日記を書いていたのはミクシィです。ミクシィからは削除されているようですがミラーがあちこちに作られていますので、野次馬したい人は探してみてください。

[2006.05.10 1106AM追記]
impressのやじうまWatchで紹介されていた話。
【ソーシャルネット】mixi版 嫌いだけど人に言えないもの 3」と題して、2chに書かれたmixiでの嫌われる行動がまとめられている。なかなかおもろい。

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リンクは誰にも管理できない

 avex networkのサイトを見ていて驚いた。「リンクについて」ページにこんなことが書いてある。

■リンクをお断りする場合
・第3階層へのリンク (略)
・著作物へのリンク (略)

・Webサイトの内容にご注意!
リンクを張ろうとしているWebサイトにavex group、また所属アーティストのイメージを損なうような表示・記載がある場合もリンクをお断り致します。

・その他
弊社の都合により、リンクを外していただく場合がございます。

■リンク手続き
フォームに、リンクを張ろうとしているWebサイトの管理者の名前、連絡先、URLなど必要な事項を入力し、送信してください(申し込みフォームには個人向けと企業向けがございます)。

★基本的にリンクフリーですので、こちらから許諾のご連絡はいたしませんが、条件に反していることが判明した時点で、リンクを削除していただきます。

 なんなんですかね。URLは著作物ではないのだから誰がどうリンクしようと自由・勝手だと思うんだけど。しかも最後に「基本的にリンクフリー」と書いてて論理矛盾してる。リンクが嫌なら、あるいはリンクを管理したければ、インターネット上にサイトを開設しなければいいだけのこと。

 インターネットを自分でコントロールできると勘違いしたこの手の企業を見かけると情けなくなりますね。

 この書き込みも「avex groupのイメージを損なうような表記がある」と解釈され、一切の批判は許さないとして、メッセージ内のリンク外しの要請が来るのでしょうか。それはそれで楽しみです。

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検索結果

 googleで「フリーライター」を検索したら、5月6日の午前1時時点でこのサイトは53位/1,090,000件でした。あまたあるサイト数を考えれば優秀?(10位内に入っていなければ意味がないという意見も耳にしますが)

 「IT系△フリーライター」だと29位/294,000件、「副業△翻訳」で23位/308,000件。ただし、そのほかのキーワードはあまり成績がよろしくない。

 ウェブサイトからの飛び込み依頼で仕事を増やそうというつもりはあまりありませんが、やはり上に出てくればうれしい。googleに嫌われない程度にSEO(サーチエンジン対策)をコソコソっと続けてみます。

 ちなみに「関△行宏」では1位でした。これが当たり前のようでなかなか難しいんです。この前まではamazonの「副業の達人」ページが「関△行宏」検索結果の1位だったので、SEO対策が効き始めているのかもしれません。

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5月の予定

 連休は楽しんでおられますか? 無名ながらも「売れっ子」(笑)の僕は休みがとれません。単に仕事が遅いだけんですけどね。

 さすがに雲ひとつない五月晴れの今日はじっとしていられず、翻訳作業に一段落ついたところでOM-1をぶら下げて散歩に出かけました。上大岡に住み始めて6年以上が経ちますが、まだ近所にも知らない道がたくさんあります。

 前に書いた沖縄本ですが、先週末から昨日までに約130ページのラフをまとめあげたので、あと残り60ページほどになりました。ただ、ラフはあくまでラフなので実際はこれからが長いんですが、少し見通しが付いてきた感じ。

 来週また沖縄に行って、再来週は別の取材で岡山に日帰りし、その合間にセキュリティソリューションの総合カタログを制作して、新たにコンサルティングを依頼された会社の広報戦略練って、米国産輸入解禁を見据えて某ビジネス書籍の編集と原稿執筆。

 これらが5月の課題なんです。ハハハ、と力なく笑うしかない。逃避行動が増えそうです。

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鯉のぼり3景

 去年の撮影で、場所は鳥取県西部の南部町と江府町(仕事のボツカット)。「風景モード」ってやつでRAW現像しなおしたら見事な青空になりました。

 こうやってみるとずいぶんと華やかですが、過疎化と少子化ならではのちょっと寂しい風景なんです。たいていの旧家は立派な鯉のぼりを持っているものの、小さな子どももいなくなって揚げる機会もなく場所もとってしかたない。そうやって使われなくなった鯉のぼりを役場が集めて地域起こしも兼ねて並べているという次第。多くの過疎地が同じようなことをやっている。でも、鯉のぼりの立場からすれば、本当は家の軒先に揚げてもらいたいんじゃないんでしょうかね。

 おっと、子どもの日は間近じゃないか。うちも兜と鯉のぼりを急いで飾るとしましょう。

鯉のぼり

鯉のぼり

鯉のぼり

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強制読書タイム

 うちの息子、小学校から帰ってくると糸の切れた凧のように遊びに出かけ、夕方に戻ってきたあとはケーブルテレビのアニメを観ながらゲームボーイに没頭。元気なのはいいんですが、自分から練習帖を開くとか本を読むなんてことは、まぁ滅多にしない。このまま放っておけば「読み書き算術」の能力に劣るパーでアホなガキが出来上がるのは確実なので、今日から読書タイムを強制的に設定。

 「子どもに読書させるにはどうすればいいですか?」という質問をたまに見かけますが、その答えは単純で、子どもの見ている前で親も本を読めばいいのです。なので、食後の適当なタイミングで家族全員がそれぞれ本を読む「読書タイム」を始めてみようというわけです。

 初日の今日、テレビを消した静かなリビングで本を読ませていたら、昼間遊んだ疲れで睡魔が襲ってきていたようで、途中から船を漕いでいました(苦笑)。先は長そうですが、しばらく続けてみることにしましょう。通勤のない僕にとっても読書時間が確保できるので一石二鳥。ちなみに、僕は子どもの頃に、ポプラから出ていた江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズをよく読んでいましたっけ。

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仕事に悩み始めたら

 知り合いのAさんから「緊急」なるタイトルのメールが送られてきて、相談したいことがあるからと、横浜駅近くで会った。要点をかいつまむと「いろいろと転職はしたものの、自分に合う仕事・組織は最後のところは自分で作るしかないと思い始めたのだが、いざ振り返って、今まで何の準備もしてこなかった自分が情けない」というようなところ。

 そこで、独立経験を持つ僕に意見を聞きたいというのが緊急メールの主旨なのだけれど、こういうフェーズでお説教や自説吹聴をしてはNGなので、できるだけ話の聞き役に徹していた。

 Aさんが最終的に独立・起業するかどうかはともかくとして、悩んでいる現在の状態には以下の2点が適切だろうと考え、ひとことアドバイス。

・ノートをつけて考えを整理する
なるべく値段の高いノートを買って、鉛筆ではなくペンで、自分の現在の思いや将来の展望を「文字」にしてみてください。頭の中では整理されていると思っていても、ノートに書くことで、きちんとした目標が立てられるはずです。

・自分の知識/経験をコンテンツ化する
自分が将来やりたいことをテーマにしたブログを始めてはどうですか? 読者もついてコンテンツの量もある程度まとまれば、それを出版社に持ち込むことだってできるかも知れません。そうすれば正のスパイラルが回る可能性だってありますよ。

 次の日、Aさんからこんなメールが届いた。

「昨夜gooで早速ブログを立ち上げました。今日、伊東屋でちょっとおもしろいノートも買いました。関さんが言ったことと同じような事を書いていた人がいてヨシッと思いました。」

 頭の切れる人だけあって、とっかかりが分かればあとは早い。健闘を祈っている。

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水俣病から50年

 早いもので5月になってしまいましたが、50年前の今日、水俣病が公式に確認されたのだそうです。魚を食べていた猫が踊るように狂い死んでいくため、原因がわかる前は「猫踊り病」という呼び方もされていたとか。

 僕が中学生くらいの頃と思うのですが、日本カメラ誌(もしかしたら旧カメラ毎日誌)にユージン・スミス氏が写した水俣病の写真が載りました。見開きだったか中折れだったか、身体のいうことの利かない子どもを母親が風呂に抱き入れている場面を写した写真で、社会問題を受け入れられる年齢ではなかったこともあって、ずいぶんとショックを受けた記憶があります。

 ぐぐってみたら、スミス氏はミナマタ・シリーズに関しては著作権を主張していないようなので、サムネール貼ってリンクしておきます。写真の力を感じる有名な1枚です。

(と思ったら「着物を着せてやりたい、水俣病展のビラにも使われ、雨風にさらされてはあまりに可哀そう、もう休ませてあげたい」との遺族からの願いに対して、ユージンスミスの著作権を継承していたアイリーン・スミス未亡人が、被写体となった上村家に写真の帰属を譲渡していたそうで、サムネールは削除します。お子さんは胎児性患者の上村智子さんで1956年生まれ。もの言えぬまま成人式を迎えたあと1977年2月7日に死去。本来はインターネット上に写真が残っていてはいけないようですね)

 砂金の採取に水銀を使っているアマゾン川流域等でメチル水銀中毒が発生していることはよく知られています。環境・生態系よりも金(カネ)と金(きん)。しかも、地球温暖化によってアマゾンの熱帯雨林は数百年後には砂漠になるとさえ言われています。僕は地球のあちこちに心配の種があるようです。

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