米国発のmarketing jargonのおかげで、「価値の提供」(providing value)とか「柔軟なインターフェース」(flexible interface)といったヘンテコリンな言い回しを、あちこちの企業の宣伝文句で見かけるようになった。まぁ、何割かは翻訳者の責任でもあるわけだが。
価値は高めるものだろうし、ユーザーインターフェースは実体ではないからグニャグニャのしようがない。
IT業界の中で頻繁に目/耳にしているうちに当たり前の言い回しのように錯覚してしまうけれど、マーケティング特有のこの手の言葉使いは、日本語として相手に意味を伝えていないことがなかなか理解されない。意図が伝わらなければ言葉の価値はゼロだから何も「提供」していないのと同じである。どこか矛盾しているのだ。