シャッター事故と退院

 後半の39分を過ぎてから日本全国がため息に包まれてしまいましたね。ま、サッカーの話題は置いといて…、

 新潟県の五泉(ごせん)市の小学校で防火シャッターが突然下がり、閉じ込められまいとして下の隙間を抜けようとした小1男児が首を挟まれて重体となった事件。

 不思議なことにこの事故に関して、シャッターや制御盤のメーカー名やメンテナンス会社名が報道されていません。港区で起こったエレベーター事故で、メーカー名(シンドラー社)とメンテナンス会社名(エスイーシーエレベーター)がすぐに公表されたのとはずいぶん違う。

 シンドラーという名前が出たことで、うちのエレベータも調子が悪い、といった声があちこちで出てきた。その結果、どうやら品質にかなりの問題があることが分かってきた。シャッターのメーカー名だって公表されれば、うちも点検してみようということになるかもしれない。

 事故の結果が死亡と重体で違うためなのか、あるいは海外資本と国内メーカーの差なのか、イマイチ納得がいきません。

 この男の子はランドセルが邪魔して身体が抜けなくなり首を挟まれることになった。小学校では、いくら手ぶらで避難しろと指導していてもランドセルを背負ったまま逃げることは「想定し得る」状況ですから、シャッター側に検知・停止機構が装着されていてしかるべきでしょう。フェイルセーフな設計になっていない点も指摘・糾弾されるべきだと思うんです。

 果たして全国の小中学校、幼稚園・保育園、養護施設、病院など、さらにはビル、ホテル、地下街など、いったい防火シャッターはどんな仕組みになっているのか、もっと掘り下げて報道してもらいたいと思いますね。飯島愛の蝋人形が融け崩れたようなゴウケン君事件の犯人の顔を流すよりもよほど生産的だと思うの。

 多少なりとも明るいニュースは、このシャッター事故で重体となっていた男児の意識が回復したこと。それと、佐賀県でひき逃げされて捨てられた小五男児がかなり回復して退院できたことでしょうか。

| seki | permalink | 時事ネタ | trackbacks (0) | comments (2) |

どこかの番組でやっていましたが、防火シャッターはその性質上、途中で止まってしまってはいけないため、検知・停止機構は付いていないそうです。また、通常のシャッターよりも重量も重めに作られているそうです。
放火シャッターが動いている場合には絶対に近づかないという事を子供達に教える必要もあるのかもしれませんね。
ところで、こちらのブログは新藤さんのページで知りました。

| KO | 2006.06.14 Wednesday - 4:26

KOさん、こんにちは、

ヒルズの回転ドア事故とも通じます。(1)子どもに危険であることを徹底的に教える。(2)親や先生がきちんと引率する。(3)それでも万が一のときを想定してフェイルセーフ機構をいれる。

ヒルズは(1)から(3)までがダメでした(親が手をつながずに子どもが走るままにしていた)。この事故も同じ。エレベータ事故も(3)が機能していません。僕はこういった安全工学は専門ではありませんがね

| seki | 2006.06.14 Wednesday - 9:57
 









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