コダクローム買います

 この写真、昭和30年頃の沖縄(那覇?)である。時期はおそらく正月。戦後直後は子どもたちは全員が裸足だったけれど、この写真ではみんな靴を履いているので、少しずつモノが手に入るようになっていた頃の様子だろう。それでも、かき氷は晴れの日のご馳走だったに違いない。

 驚くべきはコダクロームの保存性と色の再現性。50年前の写真ですよと見せられて何人の人が信じるだろう。昭和を再現した映画のセットをデジカメで写したものなんです、と説明したほうが信じてもらえるかもしれない。スライドをルーペで覗いても、スキャナで読み込んでも、本当にきれい(これはほとんど補正していない)。

 このほかに30枚ほどのスライドをそれなりのお金を出して手に入れた。何年かかけて昭和のコダクロームをコレクションしようかなと思ってもみたりして(泥沼?)。どなたか押入れに眠っていませんか?

コダクローム 沖縄

| seki | permalink | 写真・カメラマン沖縄 | trackbacks (0) | comments (7) |

コダクロームで撮影された写真は、いつ見ても驚き。
アップされている写真は、コダクローム特有のシアンかぶりが少ないようですね。
このフィルムはツボにはまると凄い発色・解像度になりますから、、、
右端の少年(緑のキャップ)の上着、ジャンパーかジャージか判りませんが、何となく今風のデザインにみえます。

私は「コダクロームⅡ」からしか知りませんが、sekiさんの買われたフィルムの種類は判りますか?

| 福岡 O | 2006.06.17 Saturday - 19:12

マウントされているのでフィルム型番は分かりません。赤い縁のあるマウントです。現状のKR/PKRの前であることは確か。

| seki | 2006.06.17 Saturday - 21:31

 私は、コダクロームを使い出したのは1987年頃からですが、派手な色再現があまり好きではないのでこのフィルムが発売されている限りできるだけ使おうと思っています(ISO200も発売中止になってしまった)。
さらに、遠い過去の世界の色を伝える力を持っていることは知っていたけれど、50年前の当時はこのフィルムの値段は凄まじく高かったのではないかと思います。

| 山梨雨芽 | 2006.06.29 Thursday - 22:21

当時使っていた人にきいたところでは、昭和25年頃、現像料込みで2,000円だったそうです(在日米軍基地内の売店価格)。今の物価でどのくらいなんでしょう。ちなみに現像は日本では処理できずハワイまで送られていました。

ただ、日本人でカラー撮影していた人はほんのわずか。日本の復興状況を本国に知らせるために、アメリカから来た宣教師や駐留米軍関係者が任務の一部として撮影していたようです。

| seki | 2006.06.30 Friday - 0:17

50年前で2000円(今だったら10万円以上?)は凄まじく高いけれど、それでもコダクローム使った人はすごすぎます。
当時の感度はISO10か16位ではなかったと思うので、露出も非常に厳しいですね。

| 山梨雨芽 | 2006.07.02 Sunday - 21:25

山梨さん、

まだカメラに露出計が内蔵されていない時代でしょうから、単体露出計を使っていたか、あるいはフィルムの箱に書かれていた数値をそのまま移し変えていたのではないでしょうか。(たとえばASA400で晴れならセンパチ=1/1000+F8とか)

オートではない固定露出なので、シャドウやハイライトに引っ張られることなく、意外ときれいに写っています。

| seki | 2006.07.02 Sunday - 22:39

そういえば、画像の一番左から二番目の子供が動いてぼやけていますね。かなりシャッタースピードが遅い感じがしました。
フィルムの箱にかかれていた数値をそのまま当てる方法はかなり原始的ですね。でも、電池切れでもシャッターを切れるMF+MEのカメラなら出来る芸当でもあると思います。ちなみに、私は今もNikon NewFM2を使っているのでこの方法で撮影可能です。

| 山梨雨芽 | 2006.07.03 Monday - 23:00
 









http://www.sekitechnologies.com/mt33/mt-tb.cgi/216
<< 現在にひとつ進む | 最新エントリー | 過去にひとつ戻る >>