東京まちかど伝説

 自分で写真を撮りながらも滅多に人の写真集は買わない僕が、久しぶりに買ったのが「東京まちかど伝説」(平林靖人敏)。

 モノクロで撮った比較的最近の東京をまとめた写真集。構図やタイミングが僕のスナップ視線に合っているのね。あと、被写体との適度な距離感も好感が持てる。画面はすべスクエアだけれど、視点の高さから考えてハッセルでもローライでもないようで、マミヤ6かあるいは中判をトリミングしているか。

 モノクロ・スクエア・東京と揃えば、鬼海弘雄さんの「東京迷路」が有名だけれど、古本でも10,000円くらいのプレミアムが付いているので、まだ手に入れてない。

 東京まちかど伝説に話を戻すと、2点ほど気になったところがある。まずプリントのトーンにかなりの幅がある。専門のプリンターさんに頼んでトーンを揃えてもらったとは書いてあるけれど、ところどころに硬調な写真が混ざっているのが気になっちゃう。あと、スナップなのにやたらと水平・垂直が出ていて、三脚を立てているのか、あるいはプリント時に直しているのか知らないけれど、ちょっとカチカチし過ぎでユルさがない感じ。新聞社勤務から定年退職した人なので、報道的な撮り方が身についてしまっているのかもしれない。

 でも、やはりモノクロはいいですね。モノクロを見ているとモノクロで撮りたくなるし、カラーを見ているとカラーで撮りたくなる。節操がないよね。>自分

| seki | permalink | 写真・カメラマン本の紹介 | trackbacks (0) | comments (0) |
 









http://www.sekitechnologies.com/mt33/mt-tb.cgi/223
<< 現在にひとつ進む | 最新エントリー | 過去にひとつ戻る >>