ワーキングキャッシュレス

 さて、ワーキングプア関連をつらつらと連載(笑)してみましたが、最後のオチはどうしても自分のことになるわけでして、いやホント、働いても働いてもなんとやらで、なかなか赤黒ラインから浮上しないんですね、これが。

 たとえば3月から応援で入っている沖縄本は、ギャラが入るのは刊行後3か月してからなので、今まで半年間は手弁当。初版印税として見込まれる分を先払いで貰えればいいのですが、糊口をしのぐために他の仕事を掛け持ちでやらざるを得ない。そうすると負荷は高くなり、どの仕事もスケジュールがずるずると延びていく。
 収入のバックアップがあれば集中的に作業を終わらせられる可能性が高いにもかかわらず、こういう出版業界の悪しき慣習はなかなか改善されません。(ライターズ・ユニオンでもあればいいんだろうけど)

 僕は売上げはそれなりにあるから、「ワーキングプア」の定義でいうところの「生活保護水準以下の収入」には該当しなくて、敢えていえば「ワーキングキャッシュレス」という感じ(苦笑)。キャッシュレスだなんて、電子マネーじゃないんだから。

 もっとも、フリーはフリーでも翻訳を専業でやれば安定度はかなり高くなる。負荷と収入の変動が大きいのはフリーライターっていう職業の特性に依るものでしょう。専業カメラマンはよく知らないけど、みんな羽振りが良さそうだ(笑)。

 ということで、今年の後半の目標は「脱キャッシュレス」なのであった(ちょっと寂しいな)。

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