センセイと呼ばないで

 「副業の達人」という本を上梓することができたおかげで、雑誌社からたまに取材依頼が舞い込みます。お金に関する特集は売上げを押し上げる、という裏事情を知っていますし、お互いに同業者同士なので、依頼がくればできるだけ協力するようにしています。

 さて、先日の依頼は某男性誌。特集を担当しているライターさんから電話が掛かってきた。

「こちら××の○○と申します。今度◇◇で副業特集を組む予定なので、『副業の達人』を書かれた関センセイに、ぜひコメンテータとしてご協力いただけないかと思い、お電話差し上げました」

セキ・センセイ?
コメンテータ??

 思わず他人のことかと周りを見回してしまいましたよ(笑)。センセイと呼ばれることが、こんなに落ち着かないとは、初めて知りました。若くして小説家デビューを果たした新進気鋭の作家たちは、親の年ほどの編集者からセンセイと呼ばれているうちに人生を踏み外すんじゃないかと、少し心配になりますが、文壇のことは知らないので大きなお世話なんですけど。

 閑話休題。数日後に会って副業の話を訊かれるままに喋ったのですが、雑談になった頃に逆に教えてもらったのは「背取り」を副業にして儲けている一団がいるという情報。「せどり」というのは、古本屋で実勢価格が高いながらも安く売られている古本(たとえばブックオフの105円コーナー)を仕入れて転売することを言います(本の背中を取る、を語源とする古書店業界の隠語)。最近はオークションやamazonマーケットプレイスを利用できるので、古本屋を実際に開業する必要はありません。

 促成栽培的に古本の目利きになるマニュアルもあるそうで、へぇーそんな副業があるのかと、ちょっとクリビツ。宝くじより堅実? 個人的にちょっと興味あり。

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アサヒ芸能エンタメ!

 特集「週末副業儲かる度判定」に、恥ずかしながらわたくしめのご尊顔(笑)が載っております。なお、「アダルティ」な雑誌なので、書店で立ち読み/お買い求めの際、およびご家庭にお持ち帰りの際にはご注意ください。

月刊アサヒ芸能エンタメ!

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ワーキングプアと副業

 某週刊誌が副業を特集するということで、拙著「副業の達人」を見つけてくれた編集部から先日取材を受けた。

 取材の最後に

NHKスペシャルでも取り上げられたように、ワーキングプアという言葉が生まれています。景気はよくなっても正社員として雇用される道が閉ざされつつある中で、派遣やアルバイトばかりを続けていては将来がありません。そのような情勢を考えると、『手に職』系の副業を早めに始めておくといいのではないでしょうか。5年や10年はあっという間に過ぎますから、その間に、いざとなれば独立も視野に入るだけの実績だってできるでしょう。『すぐお金』系のアルバイト副業も魅力的かもしれませんが、よく考えて選択する必要があると思います。

なんてなことを申し述べた。10年後の自分の姿は、現在の自分の「自己責任」になる。

 記事ではどうまとめられるかわからないので、一応、ここに書いておきます。

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フリーの最低保障賃金

 僕らフリーランス(自営業者)のギャラは果たしていくらが適正相場なのか、フリーになって3年以上が経過した今も実のところよく分かりません。

 少し強気で見積を出したものの「予算の半分で済みました、助かりました」なんて言われたこともありますし、こちらの希望額と先方の条件とに数倍の開きがあって話が流れたこともあります。

 僕はフリーとして独立以来、「同程度のスキル・経験をもつサラリーマンの年収に相当する額」をひとつの基準にしてきました。40代半ばで部長クラスだと、会社の規模にもよりますが、外資系でなければだいたい800万円から1,500万円というところでしょう。これらの額を目安にして仕事に要する日数・時間から見積りを考えていきます。

 平均的なフリーのギャラからすると高いのかもしれませんが、経験・スキルに対する「社会的価格」だと勝手に思っています。でもあまり声高に言う(書く)と、あいつはうるさくて使いづらいという評判が立ってしまうかもしれない。ま、ここだけの話ということで。

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副業の選び方

 6月6日にNHKで放送されたプライスの謎という番組で「サラリーマン 副業ブームの舞台裏」という特集が組まれていました(再放送は来週月曜深夜)。

 顔モザイクで登場した副業実践者。大手メーカーだかに勤務、給与カット(残業カット?)で年収が80万円ダウン、ローンもあるしさぁ困ったということで副業を始める。韓流ブームに目をつけ、ヨン様グッズ等を扱っている韓国の商社?から商権を獲得、自分でサイトを開設して注文の取次ぎを行い、年間1,000万円の売上げ。在庫を持たないためリスクなし。アフィリエイトの取り分は10%。韓流ブームもそろそろ下火なので、次は天然木材を使った家具などの取り扱いを検討中。いずれ独立する予定。

 てな話なんですが、年間100万円の紹介料ではいくらなんでも独立は厳しいだろうと思います。会社を辞めて専業になったところで、ヒット商品を常に探し続けない限り生計を維持するのは無理ですからね。それに、こういうビジネスモデル副業って自分がいない間にもお金を稼いではくれるんですが、その人本人に「手に職が」付くわけではないんです(ウェブを作るスキルくらいは身に付きますが)。

 副業が軌道に乗ったからといって色気を出して独立を考えた場合に、その仕事で50歳、60歳まで収入が得られるのかどうか、夢を壊すわけじゃないんですが、よく考えてみるといいと思いますよ。

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日経WOMAN

 先日受けた副業の取材が記事になり、日経WOMAN誌7月号の第一特集「お金と幸せの黄金ルール、見つけた!」の中の副業ページに、少しだけ僕の名前が出ています。

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 第二特集が「大人の女性のセックス白書」。月3.8回、1回42分…うーむ(苦笑)。

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副業の取材

 今日は某女性誌の取材でした。僕が取材をするのではなくて、逆に取材をされる側。副業特集を組むそうで、拙著「副業の達人」を見つけた編集者から依頼があったというわけ。

 実はこれまでもいろいろと取材を受けています。半年に一回くらいのペースで、どこかの出版社のどこかの雑誌が副業特集を組んでいる感じでしょうか。

 僕の本は出してから1年以上が経過しているので一般書店の棚からは追い出されていますが、amazonの在庫やランキングを見ていると、いわゆる「ロングテール」としてポツポツと売れているようです。ありがとうございます。上っ面なハウツー本にならないようにまとめたつもりなので、座右の書として読んでいただければ望外の喜び。

 さて、木曜は5時起きの始発便で沖縄へ。帰りの土曜は深夜着の最終便。箭内さんという男前の元気なフォトグラファーに手配を頼んだらハードスケジュールが組まれてきました。体調がイマイチ優れない状態でヒヨワな僕の身体と腰は耐えられるでしょうか!?(それよりも起きられるのか?) なお、現地での更新可否は不明かつ未定。では

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仕事に悩み始めたら

 知り合いのAさんから「緊急」なるタイトルのメールが送られてきて、相談したいことがあるからと、横浜駅近くで会った。要点をかいつまむと「いろいろと転職はしたものの、自分に合う仕事・組織は最後のところは自分で作るしかないと思い始めたのだが、いざ振り返って、今まで何の準備もしてこなかった自分が情けない」というようなところ。

 そこで、独立経験を持つ僕に意見を聞きたいというのが緊急メールの主旨なのだけれど、こういうフェーズでお説教や自説吹聴をしてはNGなので、できるだけ話の聞き役に徹していた。

 Aさんが最終的に独立・起業するかどうかはともかくとして、悩んでいる現在の状態には以下の2点が適切だろうと考え、ひとことアドバイス。

・ノートをつけて考えを整理する
なるべく値段の高いノートを買って、鉛筆ではなくペンで、自分の現在の思いや将来の展望を「文字」にしてみてください。頭の中では整理されていると思っていても、ノートに書くことで、きちんとした目標が立てられるはずです。

・自分の知識/経験をコンテンツ化する
自分が将来やりたいことをテーマにしたブログを始めてはどうですか? 読者もついてコンテンツの量もある程度まとまれば、それを出版社に持ち込むことだってできるかも知れません。そうすれば正のスパイラルが回る可能性だってありますよ。

 次の日、Aさんからこんなメールが届いた。

「昨夜gooで早速ブログを立ち上げました。今日、伊東屋でちょっとおもしろいノートも買いました。関さんが言ったことと同じような事を書いていた人がいてヨシッと思いました。」

 頭の切れる人だけあって、とっかかりが分かればあとは早い。健闘を祈っている。

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人の切れ目が縁の切れ目

 3年間ほど継続的に仕事をいただいていた某IT会社の担当者が昨年末に退職したあと、後任のかたの意向でメディアのリニューアル(リデザイン)が決まったのですが、どういう理由かは伝えられないまま、それまでの制作会社が切られ、デザイナーさんも切られてしまい、ただしカメラマンとライター陣は一応そのままで、という話だったにもかかわらず何の音沙汰もなく、この調子だと僕もどうやらクビのよう。

 こちらから問い合わせるのも憚れる状況なんで諦めの心境。まぁ仕方ありません。

 会社対会社の関係でモノやサービスを調達するのとは違って、フリーランスの仕事は個人と個人の結び付きが大きく関係しますから、担当者の異動・昇進や退職というのは実のところ怖いんです。残念ながら今回はビンゴかな。

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定年前のサラリーマン

 先日のカメラマンの飲み会では、酔いも回ったところで「自説吹聴モード」になってしまい失礼しました(まぁ皆さん半分忘れていると思いますが)。

 専業プロカメラマンは僕のような副業カメラマンとは違ってスキルも経験もきわめて高い。であれば、その経験や知見をコンテンツとして体系化すれば、たとえばアマチュアフォトグラファー向けの「写真講座」に展開できるのではないか。デジカメが普及しているけれど、もっとちゃんと撮りたい、もっとカメラを詳しく知りたい、と考えているアマチュアカメラマンは大勢いるので需要は絶対にある。せっかくの経験をコンテンツ化しないのはもったいない。ゼミで生徒を持つことで自分のシンパも増える、というようなことを渡部さとるモデルを題材にしながら説明したのです。

 で、これに対する反応ですが、「50歳を過ぎたら考えないといけないかもね」という多少ポジティブなのもある一方で、「アマチュアにおもねるような講座なんて<絶対>やらない」という人もいて、結局最後は「カメラマンはみんな職人だから、マネージメントは関さんがやってね」といい具合にはぐらかさてしまいました(笑)。

 40代のライターはまだ食い扶持があっても、50代の老いぼれライターに仕事がくるかどうか難しい。もちろん、50代でしか書けない内容もありますが、一般に出版社側は若い編集者が担当しますから年寄りは使いにくいわけです。カメラマンはもう少し「寿命」が長い感じでしょうか。それでも、ある時期から普通に仕事を請けているだけでは成り立たなくなるのではないか、という危機感を持っています。

 仮に、僕がなんらかのゼミを開催するとしたらどうすればいいか。いつの段階からどういう準備を仕掛けるべきなのか。コンテンツは何か。生徒の皆さんに信用してもらえるだけの実績をどう積むか。なんてことを最近考えます。定年前のサラリーマンみたいなもんです。

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すっぴんの名刺

 名刺がなくなったので、いつも頼んでいる名刺屋さんで増刷してもらいました。

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 思えば会社を辞めてフリーになった直後は、社名も肩書きも入っていない名刺を出すのがなんとなく落ち着かない感じがして、デザインも小さなフォントを使った控えめなものを選んでいました。個人で商売をする以上はもっと目立たなければダメと思い直して、数回のバージョンを経ながら今のデザインに至っています。差し上げた相手の方からはなかなか好評です。

 これから団塊世代の大量退職時代がやって来るそうですが、退職した瞬間に社名も肩書きも消えます。そのときになって初めて、自分の存在価値が自分個人の価値ではなくて、会社のブランドを背景にした価値であることが理解されるはずです。

 「すっぴん」の名刺を作って配ってみると、脇の下から風が通り抜けるようなスカスカ感を味わえるはず。外注しても3,000円程度ですから、退職に向けた訓練として、あるいは自分の価値を見出す訓練として、一度作ってみてはいかが?

 ちなみにプリンタで自家印刷した周りにミシン目の残る名刺は安く見られますので要注意。

[0330 23:35] 新聞を整理していたら、日経2月16日スポーツ面に豊田泰光さんがこんなコラムを書いていました。

「名刺から「野球評論家」をとって「豊田泰光」だけにしてからもう4,5年になる。肩書がとれて余白が広がった名刺はちょっと大きく見える。活動の基礎が野球にあるのは変わらないが「野球評論」にとらわれていたときより、視野が広がった気がした。
(略)
 自分の名前だけで勝負するのは怖いが、そこは勇気一つだ。定年前に一度、肩書のない名刺を作って予行演習するのもいいかもしれない。」

 考えることは同じですね。

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確定申告

 確定申告に必要な書類を会計事務所に提出してきました。全部自分で処理すれば会計士さんに支払う費用を節約できますが、複式簿記と聞いただけで心臓がボキボキしてしまう(どんな心臓?)くらい経理には弱いのと、空いた時間を仕事に回せるので、独立以来おまかせです。

 昨年の売上げ金額は一昨年よりも少し増えましたが、カメラ機材を買い増したことで相変わらず経費がかさみました。投資したおかげで機材はだいたい揃ったので、今年は節約してキャッシュフローを徐々に増やしていくつもり。

 支払い調書を預けてしまったので細かい集計ができませんが、ライター仕事の方が翻訳仕事よりも売上げがわずかに多いながらも、大雑把にはほぼ半分ずつ。日銭を稼ぐには翻訳仕事のほうが適していて、外に出て好奇心を満足するにはライター仕事のほうが適しているんで、なんとかバランスが取れている感じでしょうか。

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メルマガ

 現在のテンプレートの左側にさりげなく表示しているメールマガジン『カツラの副業翻訳家への道』。2002年の秋から発行を始めて、たびかさなる廃刊のピンチにもめげず、今年に入ってからほぼ週刊でのペースになんとか戻した。(草薙カツラは昔使っていたペンネーム)

 メルマガを出そうと思った経緯は、「自分の経験はコンテンツになる」とのアドバイスを、週末起業フォーラムの森さんから受けたことがきっかけ。

 本業を持ちながら副業で翻訳者を目指す人が多いことに気が付いて、自分がしてきた副業翻訳の経験を体系化して書いた。実は拙著「副業の達人」のコンテンツの大半はメルマガで書いたことが土台になっている。メルマガがなければこの本はおそらく出なかっただろう。

 「副業翻訳」というニッチな分野にもかかわらず、また、ほとんど何の宣伝もしていないにもかかわらず、約500名の読者がついてくださっている。メルマガが一助となって本格的な翻訳者として活躍している人もいるようだ。

 自分の経験やスキルを常に棚卸しすれば、おそらく誰にでもメルマガは発刊できるはず。

 カメラ・写真ネタ、会社の実務ネタ、独立・起業ネタ、時事ネタ、パソコン技術ネタ、外国語レッスンネタ、うつ病の体験ネタ、おたくネタ、アダルトネタなどなど、棚卸しできそうなネタはありますか?

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あなたの夢は何ですか?

 サラリーマン不適合者である僕の夢のひとつはフリーになることだったけれど、2003年4月にいざフリーになってみると、目的を成就してしまったせいか何かぽっかりと穴が開いて、さて次はどうしたものかいなと思いつつ早3年が過ぎようとしている。

 そんなとき、たまたま四谷のライダーさんが1月30日の日記に

「いつかは新車のポルシェの夢を持っていたのですが、実現ならず
 最近その夢を捨て、新たな夢を見るようになりました、それは内緒ですが
 思い続ければきっと実現すると信じています。」

と書いていて、ああそういえば自分もフリーになる以外に夢を持っていたよなぁ、と思い返すことしばし。

・1年くらいで実現したい短期の目標
・10年くらいで実現する予定の長期の目標

 とくに後者は容易ならざる道だけれど、諦めずに頑張ってみようと、再びチャレンジを始めたところ。

 思い出させてくれた四谷のライダーさん、ありがとう。

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ノートは省察・省思・内省・内観のツール

 部屋を片付けていたら2002年につけていたノートが出てきました。当時、IT系ベンチャに在籍していた僕は、

・業績不振の責任を取らされながらも会社に居残る
・まともな経営者の下で自分の力を発揮できる転職先をほかに探す
・分社化の形で事業部門ごと独立して事業を興す
・独立してフリーになる

という4つの選択肢で悩んでいました。

 勢いで行動するには抱えるものが大きすぎる年頃なので、現状の問題点は何で、自分はどう行動し、その理由はなぜか、を明確にするためにノートを書いていたのです。「なぜそうするのか」と繰返し自問し、その答えと理由を書き留めていました。

 しばらくは転職と独立を天秤にかけて両方の活動をしていましたが、「虻蜂取らず」とはこのことで、結局はどちらも中途半端。7月頃に独立を決意し転職活動をすっぱりとやめてからは、ずいぶんとすっきりしたように記憶しています。そういう判断の拠り所としてもノートは役立ちました。

 日常的な日記はデジタルでも構わないのですが、自分のターニングポイントとなるような大きな事象に対しては、ノートとペンで考えを整理し、意志を遂げるまで何度も見直すことがいちばんだと思います。

 ポイント:大学ノートは不可、少し高級なノートを買う。鉛筆は不可、ペンで丁寧に書く。(←これは昭和の大相場師、林輝太郎氏の教え)

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正のスパイラル
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 写真家の渡部さとるさんが個展「da.gasita」を開いています(まだ行ってないけど)。

 渡部師匠は面白い経歴の持ち主です。もともとはスポーツ新聞社のカメラマンでニュースネタを追っかけていた人(御巣鷹山にも行った)。フリーになったあとで写真集を出したものの、版元が倒産し大量の返本を引き受けざるを得なくなった。そこで写真集を少しでも売ろうと、ウェブサイトを開設して写真やカメラに関する日々の出来事を綴っているうちに、その内容が出版社の目に留まり「旅するカメラ」「旅するカメラ2」を発刊。

 同じ頃、暗室で借りていたマンションの隣室が空き部屋になり、合わせて借りることに。ここで渡部さんが賢明だったのは、この部屋をスタジオや暗室としてではなくサロンとして使うことを考えた。アマチュアを集めてワークショップ2Bを開き、週末には受講生や卒業生に暗室を開放している。シンパである「お弟子さん」はすでに100人を超え、中にはセミプロやメディア関係者もいて、そこから仕事が広がったりもしている。(僕も弟子の一人ですが忙しくてあまり参加できなかった不良生徒)

 渡部さんは写真を撮る一方で、写真を売る、買う、見せる、という行為をかなり積極的に掘り下げようとしています。現在は日本カメラ誌のカラープリント部門の審査を担当していて、毎月2,000点を超える応募作品と格闘しているそうですが、たとえアマチュアの作品とはいえ、大量に見るという行為はおそらくはものすごい勉強になっているのではないでしょうか。

 こう書いては失礼なんですが、最初のきっかけがなければ、渡部さんは本も出していなかっただろうし、ワークショップを主宰することもなかっただろうし、日本カメラの審査員をやることもなかっただろうし、個展を開くこともなかったかもしれません。きっと、ひとりのコマーシャルフォトグラファーとして活動を続けていたはずです。

 歳は同じなれど師匠と弟子の関係なんでこういった話の真相(裏側・ホンネ)までを知る由はありませんが、フリーの立場で見ると、目の前に転がってきた運をポツポツとうまく掴んでいるように思います。もちろん、しっかりした技術と実力が備わっているからこそできる話。

 昨年の秋にワークショップに通い、写真も当然ですが、そういう正のスパイラルの部分でいろいろな刺激を受けた人です。

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35平米・月4万・敷礼ゼロってどうよ

 キャッシュフローレス経営で今月は金策に苦慮するありさまながら、またぞろオフィス借りたい病が顔を出してきて、どうせ借りもしないくせに仕事の合間にインターネットで物件を調べていた。

 すると、築30年のマンションながらも、35平米、フローリング、リフォーム済みで月4万円、しかも敷礼ゼロという格安物件を発見。自宅から徒歩数分のところのようだ。

 冷やかし半分と勉強を兼ねて不動産屋に電話してみる。出てきたのはお姉さん。

-あのぉ、インターネットで物件見たんですが」
「コードは書いてありますか?」
-123456って書いてあります
「ちょっと待ってください(カチャカチャ)、はいはい」
-外観だけでも見てみたいので番地教えてください
「一応、お店まで来ていただけませんか。そうすればご案内します」
-うーん、そこまでは。ところで、これってものすごく安いんですけど、何か理由があるんですか?
「あぁ、あれですね、ちょっとあれで」
-あれってのは?
「むにゃむにゃ、××物件」
-え?
「ジコ物件です」
-じこ、ですか?
「ええ、ジサツ、があったそうで」
-はぁなるほろ
「同じ建物でほかにも数部屋が格安で出ていますよ。ぜひ検討してくださいね」

 夜なべしてたらどこからか声が聞こえてきそうだなぁ。ちなみにこの部屋は既に商談が入っていて決まりそうだとか。

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信用はビジネスの基本です

 誰の言葉だったか、

  払わなければならないお金は、できるだけすぐに払う。
  貰うべきお金は、なるべくゆっくり貰う

といった商人訓を聞いたことがある。放っておくと人間逆になるのだそうだ。

  払わなければならないお金は、なるべくあとで払う。
  貰うべきお金は、できるだけ早く貰う

 「お忙しいようなのでお忘れになっているかも知れませんから請求書を念の為に再送しておきます」とかなんとかオブラートに包みながら、それとなくメールを出すチャリンカーの立場にもなって欲しいものだ、とそのたびに思うのでありました。さて、年末にどこまで回収しましょうか。

#久しぶりのオール(徹夜)。この歳になるとなかなかつらい。このまま起きているか、風呂に入ってから仮眠するか(爆睡しそうだけど)。

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コンサルタントに関する誤謬

・コンサルタントは素適な私生活を送っている
 もっともコンサルティングを要する。

・いつもブランド品に身を包み高級レストランで食事をする
 ユニクロと吉野家。

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石橋叩いてます

 インテリジェンスという転職支援会社が「脱サラ成功の10カ条」と題して、インディペンデントコントラクター(独立請負人)を取り上げていた。

 その中の一節。

「雇われない生き方」はハイリスク・ハイリターン

さて、ICを目指すにはどのようなことが大事になってくるのだろうか。会社という組織に守られるサラリーマンとは異なり、ひとたび病気やケガで仕事ができなくなれば収入も途絶えてしまうので、健康面においても注視しておく必要がある。一個人が直接社会と向き合うICは、やはりハイリスク・ハイリターンの生き方なのだ。

 えーっとですね、サラリーマン歴20年、副業歴13年、独立フリー歴2.5年の僕から見るとちょっと違う。

 独立する前はたとえ威勢が良かったとしても、独立した瞬間から「ハイリスク・ハイリターン」なんて怖くて考えられなくなるのが普通じゃないんでしょうか。イメージが先行しちゃっているように思いますね。

 目指すとすれば「ローリスク・ミドルリターン」くらいかな。

 僕なんか毎日がリスクテイクです。たとえば納品物のクオリティが悪かったり締め切りを立て続けに遅らせてしまえば、その瞬間で「アウト」ですから。それはインディペンデントコントラクターの活躍の場のひとつであるコンサルティング仕事でも変わりません。

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