大阪で打ちひしがれる

 2年ぶりくらいの大阪。とてもキツイ打ち合わせ。まぁ、いくら知っている相手とはいえ、いきなり商談がまとまるわけはないんだけど。粘り強く頑張りましょ。

新横浜駅

御堂筋線

千日近く

日本橋

天保山

 バラバラな写真で心情を表現してみました(苦笑)。今日のカメラはオリンパスの単焦点(ひつこい)。

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出世と団欒

 10年くらい前に、アメリカ現地法人のマネージャ(日本人)から聞いた話。

 人事異動が発表されたが、あるマネージャ(米人)が昇格から漏れた。彼は自分のボスのところにいって、なんで今回の異動で自分が登用されなかったかを尋ねた。

彼「ヘイ、ボス。ワターシなんで昇進できなかったあるね」

ボス曰く「その話か。ところでユーは、いつも夕食はどうしているの?」

彼「もちろん家に帰って家族と食べてるあるよ」(米人は無闇に居残り残業をしない)

ボス「そう、それなら結構。話は終わりだ。自分の席に戻りたまえ」

ちなみにボスは離婚して独身。土日もなくばりばりと働いているという。

 この会社のトップはこんな人ばかりで、家庭など省みようものなら出世は諦めなければならないという、厳しい実話です(どことは言えないけど「はいってる」会社である)。

 一緒にこの話を聞いていた僕の当時の上司は、このボスの生き方に自分自身をダブらせて、いたく話に酔っていたフシがありましたが、それは余談(離婚はしていないが土日なく働いていた)。

 自分も皆さんも仕事はほどほどに。

予告1:ということで、10月9日から数日間休みを取ります。

予告2:今日の夜から金曜夜までまた地方に詰めますので更新は途絶えます。

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日本品質

 ペンタックスがK10Dというデジタル一眼レフを発表した(なぜかペンタのウェブにはまだ出ていない)。1,020万画素で手ブレ補正付き、ファインダーが良くできていてボディは防塵防滴、それでいて値段が12万円というのだから、2強(キヤノン+ニコン)でもないのに企業体力に驚いてしまう。

 考えてみれば、デジタル一眼レフというマーケットに、キヤノンニコンオリンパスソニーパナソニックペンタックス富士フィルムシグマの8社(順不同)が参入しているような国は日本しかない(レンズだけならタムロンも入るし、中判ボディならマミヤデジタルイメージングもある)。日本人はこの事実をもっと誇りにすべきだと思う。

 韓国メーカーや中国メーカーが将来もしかしたら開発するかもしれないデジタル一眼レフには好奇心としての興味はあるものの、買いたい・使いたいとは思わない気がする。日本のデジカメは(面白みや特徴は少ないが)本当によくできていて、そのレベルに慣れてしまったユーザーを振り向かせることは並大抵のことではないからだ。

 工業製品の覇権はいずれ韓国メーカーや中国メーカーに取って代わられるだろうと言われていたが、一部の家電にその気配があるだけで、自動車産業もコンピュータ産業も日本の優位性は安定している。製造拠点がアジア諸国に展開されるにしても、日本人の生産技術担当者や品質管理担当者や調達担当者が「勤勉に」働いてくれるおかげで、日本の工場と同じクオリティの製品を消費者はより安い価格で購入できるようになった。

 このように、クオリティをきちんと保つということは日本人の優れたところで、企業の多くの人がプライドを持って開発や生産に携わっているはずなのだが、その人たちが企業の一員から社会の一員となったときに、飲酒運転やら痴漢行為はもとより、ゴミのぽい捨てや子どもの躾方法に至るまで、モラルの低下が見られるのは現代日本人の不思議のひとつであるな。そのうち日本品質が過去のものとならないことを祈る。

カメラの話:菅さんのブログ「DA21mmに似合うボディ」にあるように、ペンタックスのボディはモデルとともに厚くなっちゃってるんで、パンケーキレンズや単焦点レンズをつけるにはちょっとバランスが悪くなった感があるね。

カメラの話2:正確には韓国のサムスン・テックウィンがデジタル一眼レフを既に作っている。また、今回のペンタックスK10Dは、サムスン・テックウィンとの共同開発とされている。(それでも言わんとしていることは分かるでしょ?)

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悲惨世代

 「悲惨世代」というなんともすごいタイトルが付いた週刊ダイヤモンドの今週号(9月2日号)を、電車内での暇つぶしも兼ねて思わず買ってしまった。(ビジネス誌は大概がツマラナイので普段は買わない)

 特集の名称がすごい。

リストラ父さん フリーター息子

 読んでいるだけで陰鬱になってくるコピーも満載。

【リストラ父さんの悲痛な叫び!】
年収は生活保護世帯以下! タクシー運転手が語る残酷物語
必死で働いても生活できない! 中高年ワーキングプアの悲惨

 特集の中身は雇われるほうの声が主体なんだけど、そこの段階で悲惨さのみを主張するものだから、どうも掘り下げが足りない感じがするのね(だからビジネス誌を買わないんだけど)。

 トップビジネス誌の取材力を生かして、正規雇用からテンポラリ雇用に舵を切った製造業のトップに斬り込むべきだろうし、僕が先日書いたように、そういうコスト負担をしない社会を国民が選んでいることに対する論評も欲しかった。

 なお、流行りの「格差社会」に関する本としては、文春新書の「論争 格差社会」が、いちばん幅広い観点からカバーしているように思う。

関連書き込み
ワーキングプアと副業(06.08.14)
格差社会(06.08.14)
一生落ちこぼれ(08.08.15)
サラリーマンを前提としない社会(06.08.16)

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100通の請求書

 フリーになった直後にアスクルで作ったオリジナル封筒100枚が、3年を経過してようやく底を付きました。書き損じ等はあるにせよ100通近くの請求書を出したことになります。次の100枚はどのくらいでなくなるかな。

 ところで、最近のオリジナル封筒はずいぶんとコジャレたデザインも選べるようですね。今回は急いでいたんで平凡なデザインで追加注文しましたけど、次の機会には少し違ったものを指定してみよう。

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SEO対策

 先日の「検索小噺」にも書きましたが、サーチエンジン対策(SEO)ってのを最近やっています。僕がコンサルをしている某社でウェブのリニューアルを今進めているのですが、どのようにSEOをやればいいか、自分のサイトをビークルにしていろいろと実験しているわけです。

 ちょうど一か月前の「検索結果」から比べると、

・フリーライター
 google 28位/1,130,000件 (5月6日は53位)
 Yahoo! 2位/ 766,000

とランクアップ。ほかに「googleが決める肩書き」に書いたようなキーワードでも、

・ライター△カメラマン
 google 18位/688,000
☆Yahoo! 1位/507,000

・フリーライター△カメラマン
 google 3位/54,600
☆Yahoo! 1位/38,400

と、比較的いい結果が出ています。それに、なぜか、

・フリーライター△沖縄
☆google 1位/109,000
 Yahoo! 2位/335,000

なんて、沖縄専門のライターじゃないのに予期せぬ結果も得られています。
 子ども時代、テストでも運動会でも1位になるなんてことはなかったのに(笑)。

 ただ、果たしてこれらの結果がSEOの効果によるものかどうかは分からないんですよね。たとえば「翻訳」と「副業」のふたつのキーワードに関してはなかなか上がらない。googleもYahoo!もいろいろとノウハウは出ているものの結局はブラックボックスですし、世界中のサイトがSEOやっているわけですから、隔靴掻痒の環境で見えない敵と格闘している感じです。

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googleが決める肩書き

 さて、どこかの編集者が取材記事をまとめるためにライターとカメラマンを必要としたとしましょう。自分の人脈では適当な人材が思い浮かばなかったので、彼/彼女はインターネットで探すことにしました。記事の主旨に合ういい人は誰かいないかなと。

 [ライター]と入力して<検索>をクリック
 [カメラマン]と入力して<検索>をクリック

 そう、彼/彼女は決して「フォトグラファー」では検索しないし、「フリーライター」でも検索しない。

 その理由は、どこかの編集部に行って耳を澄ませていれば分かる。「じゃぁ、いついつまでにライターさん手配しておきます」「空いているカメラマンがいるか、今探しているところです」なんて会話が飛び交っている。彼/彼女が使う「呼び方」は決まっているんですね。

 ということは、フリーランスがウェブサイトを開設・運営する場合、

  ・自分がいいと思う肩書き

ではなくて、

  ・仕事を発注する人が検索に使うであろう日頃の呼び方

を前提にSEO対策をしておいたほうがいいことになりませんか?

#↑こうやってメッセージの中に何気なく散りばめておくわけですね(笑
#先方からの飛び込み案件なぞいらん、という「漢」な方には無用

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提供されない価値

 米国発のmarketing jargonのおかげで、「価値の提供」(providing value)とか「柔軟なインターフェース」(flexible interface)といったヘンテコリンな言い回しを、あちこちの企業の宣伝文句で見かけるようになった。まぁ、何割かは翻訳者の責任でもあるわけだが。

 価値は高めるものだろうし、ユーザーインターフェースは実体ではないからグニャグニャのしようがない。

 IT業界の中で頻繁に目/耳にしているうちに当たり前の言い回しのように錯覚してしまうけれど、マーケティング特有のこの手の言葉使いは、日本語として相手に意味を伝えていないことがなかなか理解されない。意図が伝わらなければ言葉の価値はゼロだから何も「提供」していないのと同じである。どこか矛盾しているのだ。

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企業サイトをどう作る

 企業に関係する原稿執筆や翻訳では企業名や創業年を正確に記述する必要があり、都度、その会社のウェブサイトを調べます。

 正式社名(マエカブ・アトカブ)くらいはトップページに記載しておいて欲しいものですが、出していないところが意外と多い。で、しかたないので執筆作業を中断して会社概要ページ等々を探すことになります。

 たとえば実例として「住友電工」の場合。(別に同社に対して悪意はありません。サイト設計の悪い見本ということで)

 まずトップページから「会社情報」をクリック。次に「会社案内」をクリック。出てくると思ったら出てこない。「概要」をクリック。やっと出てきた。正式名称「住友電気工業株式会社」と創業年が分かりました。

 ここで僕はようやく原稿に戻れることになります。

 同社は会社の基本情報を3階層も下りたところに置いていますが、これは普通の(僕の)ナビゲーション感覚では深すぎる。

 企業のサイトはたいていが外注ですから、全体構成を考えた制作会社の担当者の知恵が足りなかったということなのですが、制作会社に要件を出すべき企業側も、アクセスする人(お客様)の立場を考えていない。

 もうひとつ、企業に何か問い合わせたいと思っても電話番号が見つからないときがある。電話を掛けてもらいたくないほどの何かやましいことでもあるのか、奥深くに書いてあったり、まったく記載していない企業もありますね。

 くだんの住友電工も電話番号はそう簡単には見つかりません。ヒマと興味のある人は探してみてください。IRの問合せ窓口を設けていないのは株主に対して不親切。ウェブサイトには企業の姿勢が滲み出ているようです。

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内向きと客向き

 洗濯機脇の排水口の流れが悪くなったので、「暮らし安心クラシアン」というテレビCMでおなじみの専門業者に電話を掛けたんです。コールセンターにつながって女性のオペレータが出た。こちらからカクカクシカジカと状況を説明したところまでは良かったんだが、ここでオペレーター、いきなり、

「それではお客様の会員登録をしますので、お電話番号から頂戴いたします」

と言う。

「いやあのね、別に会員登録をしたいんじゃないんです。修理に来てもらいたいんだけど」

「いえ、会員登録しないとできない決まりになっていまして」

「だから、別にあなたの会社の会員になりたいわけじゃないんですって」

と、やりたくもない押し問答をやる羽目になってしまったんですが、要するにデータベースに入力しないと仕事が回らないという社内の仕組みを前提とした内向きのスクリプトで応対してるんですね(コールセンターは「トークスクリプト」というマニュアルに則って対応します)。

 でも本来なら、このスクリプトは客側を向くように設計すべきで、

「排水は溢れたりしていませんか? 階下に被害は及んでいませんか?」
「上水道の元栓の場所は分かりますか? ご自分で閉めることはできますか?」
「緊急を要しますか? 本日伺うとしたら何時までなら大丈夫ですか?」

といったようなことをまず訊いて客を安心させる。個人情報を聞き出すのはそのあと。コールセンターは受付だけが仕事で、実際の修理作業は近隣の契約業者が行いますから、この段階で詳しいことを訊いても意味がないと考えてスクリプトを設計したのでしょうけどね。

 お蔭で「お客の立場で物事を考える」ことの難しさが良く分かりました。

 あ、別に押し問答の末に相手に対してキレたわけじゃありませんよ。穏やかに話しました(穏やかな押し問答って…?)。

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3%は改善、30%は改革

 かの松下幸之助氏は「3%のコストダウンは難しい、しかし30%のコストダウンならできるかもしれない」と言ったそうです(米倉誠一郎「ジャパニーズ・ドリーマーズ」PHP新書)。

 ところが、自分の仕事にあてはめてみるとまったく逆で、3%程度の売上げアップなら夜なべをしたり営業を頑張りさえすれば達成できそうですが、30%の売上げアップを図るのは不可能にしか思えません。

仕事の時間を増やす
 今でも無休に近い状態でカツカツで仕事をしているので30%の有効時間増は無理。

同じ仕事で単価を上げる
 単価を30%上げてくれなどと言ったら、木村建設じゃないけど、「安いやつはほかにいくらでもいるんだ」で仕事そのものを打ち切られてしまうでしょう。

単価の高い仕事を請ける
 これは考えられますね。翻訳を孫請けではなくて元請けするとか、講演やセミナー講師を務めるとか。

儲かる仕組みを作る
 寝ている間にも「小人」が働いてくれる仕掛けですね。流行のアフィリエイトに代表されるインターネット販売なんかも該当するでしょう。ただ、世の中には成功話しか宣伝されていないけれど、実際は「小人」作りが大変なんです。

 要するに現在の延長の発想ではダメだということ。ということで、2006年のスローガンは「ゴー・ゴー・30!」で決まり(笑)。なにか考えよーっと

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google map で脳年齢

 昨日googleについて書いたら、今日発売のAERAが早速僕の真似をして(笑)「Googleが脳に代わる日」という特集を組んでいる(まだ読んでないけど)。

 本題。

 google mapには他のソフトウェアから操作できるインタフェース(API: Application Programming Interface)が用意されている。何ができるかというと地図上にピンを立てて自分のサイトに取り込めるのだ(ほかにもいろいろできるらしい)。たとえばDAILY ARCHIVEというサイトにやり方が説明されているし、そのほか "google map api" で検索をかければ沢山ヒットする。

 レストランや名所巡りなどのガイドブック系サイトや、不動産物件サイトにはとても有用な機能だろう。

 と、ここまではいいのだが、脳年齢が100歳くらいになっているようで、これ以外の使い道が浮かんでこない。探してみたらファーストキスの場所を登録しあう "Where I Had My First Kiss" なんてのがあったけど。

 いずれ、いろんな人がいろんな形で、自社のビジネスにこういったウェブ上の外部サービスを取り込んでくることは間違いないだろう。

 ところで、google mapに自分の住所を入れて検索すると自宅がピンポイントで表示されるけど、これはプライバシー(セキュリティ)問題にならないのかな。地図で住宅の大きさや周囲の状況が分かるし、写真を観れば高級住宅街かどうかもなんとなく見て取れてしまう。情報としてはゼンリンの住宅地図と変わらないけれど、無料、かつ、手軽に情報が取得できるという違いは大きい。

 住所と電話番号のリストを名簿業者から入手したとして、あなたがオレオレ詐欺師なら、google mapを使って何をしますか?

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Why couldn't Google do.

 googleのサービスの中で遊んでいて面白いのはgoogle mapだろう。自宅や周囲から調べ始めて、次に有名なスポット(たとえば国会議事堂とか皇居とか)を調べ、その次にはあてもなく観て回るというのが常ではないだろうか。

 世の中には暇な人がいるようで、たとえばこことかここなどに、map上にみつけた変な形状のリンクがまとめられている。よく探し出すもんだと感心する。

 ところで、アメリカで新興のベンチャー企業が資金調達をしようとすると、

Why couldn't Google do what you're doing?

あなたたちがしようとしていることを、なぜgoogleはしなかった(できなかった)のですか?

と訊かれるらしい(ちなみにトラバした梅田望夫氏とは10年くらい前に仕事でお付き合いをしたことがある。もっとも先方は覚えていないだろうけど)。

 googleに勝るサービス/技術かどうかを尋ねると同時に、そんなに優れたサービス/技術だったらgoogleが先にやっているでしょう(やっていないならツマラナイということでしょ)と相手に迫っているわけだ。

 googleの"more"を開くといつの間にかサービスが増えていて驚いちゃう(ただし日本語のgoogle.co.jpでは一部しかサービスインされていない)。googleが使えるなら絶海の孤島に一人取り残されても生きていけるかも知れないね。

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パラダイムシフト

 blogに関するインタビュー取材を急に頼まれた。blogはこことSADAOCLUBで運営しているけれど、juegmのテンプレートをいじっているレベルだから、中身の詳しいところまでを理解しているわけではない。とりあえず関連ウェブを片っ端から検索・印刷して、時間がないので先方に向かう電車の中でざっと目を通してから取材にあたった。

 blogって日記サイトの同義語として使われているけれど、従来の「HTMLコーディング→デザイン確認→ftpサーバー起動してアップロード→ブラウザ確認」というスキームを完全に壊してしまったことが功績のひとつではないかと僕は思っている。要するにコンテンツとテンプレートが完全に分離している点ですね。

 読むほうも、RSSの普及によって、「ブラウザ起動→お気に入り巡回」というスキームが既に壊れつつある(ネットサーフィンが死語になる日)。

 かっこよく書くとインターネットの使い方に「パラダイムシフト」が起きたわけです。

 てなことを先方と話をしているうちに自分の頭の中も整理されてきた感じ。単なる日記を超えたところに可能性を見出した人にビジネスチャンスが巡ってくるのでしょう(なーんて、今頃気付いても遅いって)。

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事業継続計画

 11月16日付けの日本経済新聞一面に、先日の東証でのシステム障害事故を受けて、「東証、障害防止へ代替施設」という記事が載っています。

 これまでシステムの障害対策は、データのバックアップ、システムの2重化、地震等の災害に対応したディザスタ・リカバリ対策(遠隔地に代替機を置く)などが主体で、どちらかというと技術的な要素に比重が置かれていました。

 ただ技術的な対策だけでは不十分で、IT化の浸透により社会的な影響度が高くなっているため、緊急時の対応体制や広報体制、サービスの一時代替、復旧までのリスク管理など、広範な行動計画が欠かせません。

 これを「事業継続計画(Business Continuity Plan)」と呼びますが、おそらく来年のキーワードになるのではないかと思います。伊藤忠テクノサイエンスの情報誌に講演要約と解説を書いたので読んでください。

 BCPを突き詰めていくと、ITの問題に加えて、社内キーパーソンの離職・健康などヒューマンリソースの問題も考慮に入れなければなりません。個人依存度の高い小さな会社ではとくに重要でしょう(フリーランスだって同じ)。

 コンサルティングや士業の方々にとっては新たなメシの種になるはずです。

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