本が出ました

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 先日書いた高崎・安中地区の本ができました。

 (ご覧になってないとは思いますけど)
 無理な日程でご執筆いただきました先生方、ありがとうございました。m-_-m
 取材にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。m-_-m

 ところで、今回は新しい試みをしています。従来この手の写真集モノで古写真を集めるときは、クルマにノートパソコンとフラットベッドスキャナを積んで取材に出かけ、写真提供先でお店を広げてスキャン作業をしていました。この方法は、クオリティこそ安定するのですが、搬入やセッティングなどがなかなか大変。スキャンにも結構時間がかかります。

 今回はスキャナを持ち歩かずに、デジカメだけを持ち歩いて現地で複写をしました。EOS-5Dが1200万画素ということで、スキャナで読み込むのと同じクオリティが出せるはず、との読みです。

 ただし、写真の複写作業は実は簡単ではありません。対象を平面に保ち、カメラの光軸を垂直に合わせ、均一な照明をあてて、しかも無用な反射を防がなければならないからです。ヘタすると無理な姿勢で腰痛になります。

 カールした写真、大きさが不揃いな写真、額に入ってガラスで反射しまくりの写真、ネガでしか残っていない写真など、取材先それぞれで異なる状況にその都度対応しつつ複写しました。(トータルで1000枚程度集めて、掲載はそこからセレクトして350枚ほど)

 仕事場に戻ったらRAW現像して、ハイエスト、ローエスト、トーンを揃えて、目立つキズは修整し、ファイル名を付け、二重にバックアップして整理完了。

 果たしてスキャナとデジカメとでどちらが楽だったか。トータルの作業量としてはおそらく大差ないように感じますが、デジカメのほうが現地での作業時間が圧倒的に短くて済むので、取材先にお邪魔する時間も短くなり、こちらも気が楽でした。

 できあがった写真集を見てもクオリティに差は感じられません。よかったよかった。

 さて、写真の話はいいとして、反省すべきはスケジュールのタイトさ。着手時が沖縄本の仕上げ時期と重なってしまった結果、なかなか頭が回らず手も回らず、各所にご迷惑をかける始末。反省しとります。

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ようやく出稿

 8月から担当していたG馬県のT崎・A中地区の郷土本がようやく出稿の運びに。

 着手が遅かったことと他の仕事と重なって十分な対応ができず、綱渡りの連続で、あちこちに迷惑をかける事態に。編集者としての能力に自信を無くしつつありましたが、周囲の協力でなんとか溺れずに済みました。m-_-m

 ということで、ささやかながら独りで晩酌。あー、明日(今日)は世の中は休日なのね。たまには休みたいわね。

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日本語をバカにした文章

 今から3年ほど前の話。インタビュー記事を書き終えて納品。ほっと安堵のところが、数日して中間の編集プロダクションからお怒りのメール。クライアントさんから突っ返されましたという。

 クライアントのMさんが返してきたコメントを読む。

 「文章はもっと丁寧に書いてください。日本語をバカにしています

 (もしかしたら「バカ」ではなく「侮辱」か「愚弄」だったかもしれない。)

 そりゃ最初はカチンと来ましたわ。ちゃんと書いてあるでしょ、テープ起こしに近いことまでやって、誤りなく書いてんですよと、こちとらライターでメシ食ってんですから、あんたなんかに何がわかるんですか、ってね。

 ところがMさんが事細かに書いてくれたコメントを読むうちに、自分の至らなさに赤面してしまうのですね。「自分の前提を読者に押し付けない」「省略せずに丁寧に書く」などなど、的確なポイントがずらっと並んでいたわけです。

 それなりに文章はしっかりと書いていたつもりだったんですが、この一件からずいぶんと書き方・考え方を変えました(それでもクオリティはまだまだなんですが)。翻訳の仕事でも日本語のまとめ方はそれなりに変わったんじゃないかと思います。

 でもまぁほんとに、われわれフリーってのは放っておくと技術も考え方も独り善がりになってしまう。水は低きに流れますからね。「気付き」(awareness)ってのはとても大切です。気付かせてくれたMさんには本当に感謝。

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段取りチキン

 木曜にハードな取材行をした余波で、金曜はダラーン、土曜もダラーン、日曜もダラーン。ま、能率低いながらも、請求書処理など、若干の仕事はしてましたがね。

 月曜朝締め切りの案件を日曜夕方から始めたもんだから終わらない。また徹夜。ひーん。

 朝風呂入って銀行行ってヨドバシ巡回して帰る途中で、忘れていた別の急ぎの仕事を思い出した。ひーん・パート2。米搗きバッタの如く、お詫びの電話10本ほど。

 これから写真のキャプションを30本。ひーん・パート3

 てなわけで段取りの悪さが露呈した週初め。

 深夜まで元気だった猫様が、朝から丸まって寝たまま動かない。たまに起きて血便のような粗相。何かの病気かな。心配の種が増える。明日までに治ってくれるといいんだけれど。

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北関東は紅葉中

 またまたハードな取材行程。午前2時30分に自宅を出発して、サービスエリアで4時から8時まで仮眠し、9時過ぎから17時まで現地をぐるっと廻って、帰りもサービスで仮眠後、翌午前1時頃帰宅。長距離ドライバーの苦労が少しは分かろうってもの。

 なんでこんなタイトなスケジュールで動き回るかというと、朝出ると都内で渋滞に引っかかるのが嫌だというのもあるんだけど、ほとんどの公的機関(図書館、資料館、役所)は9時から17時までしかやっていないので、9時前後に現地で臨戦体制にないと時間が効率良く使えないからなんである。

 今回は比較的収穫が多かった。やはり文献や資料を丹念に探すといろいろと分かる。インターネットで検索しただけでもある程度は記事を書ける時代だけど、複数のソースを調べて、現地を見て、人に話を聞くのが僕らの仕事の基本だとあらためて実感。

 ところで、シジューカタでの峠道はかなりきつい。右コーナーは左腕で切るからいいんだけど、右肩の痛む左コーナーは結構ライン外しまくり。いつまでも若くないんだから、もっとゆっくり走りなさいってば(笑)

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いま何時?

 取材の折りにクルマのダッシュボードにGPSを置いてみた。なんと見事なトレース、もう悪いことはできませんね(笑)。高度(緑色)が比較的きちんと出ていて面白い。1,000メートルを超えているのは榛名山周辺。スピード(青色)が380kmとか280kmとか出ているところがありますが、これは何かの間違いです(笑)。

Garmin Forerunner 205

 帰りのサービスで21時頃夕食。そのあと1時間ほど仮眠するつもりが、完落ちしてしまって、目が覚めたらアレレ深夜3時過ぎ。中途半端な時間に起きてしまったなー。家帰って朝5時。えーっと、今日は何曜日だっけ。日曜も徹夜したから時間感覚と曜日感覚が…。
 メールチェックしたら午前中までに仕上げてくれとの至急メールが1本。午前中って午前中? 今日って今日? うー、なんだかよく分からん。風呂に入りてー。

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日常の風景(その2)

 今日は苦手なコピーライティングを丸一日やったので頭から湯気が出そう。つい先ほど一通り終わって、クライアントのチェック待ち(午前2時なのに!)。その間に翻訳の小物一本を終わらせる予定。(東大和の伊藤さんに働き過ぎって言われそう)

 昨日の続きで日常写真。

 うーん、センスがないからオサレーな写真は難しいわい。

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本日走行400キロ

 取材に疲れ果てた帰り道のパーキングで熟睡に近い仮眠をしていたところを、関係先からの悩ましい電話で起こされ、どよーんとした頭のまま自動操縦状態で0時過ぎに自宅に到着。赤ブタ号もよく働いてくれます。

 身体も頭もヘロヘロで夜なべができる状態じゃないので、録画しておいた「24シーズン4」の最後2話を夜中に観る。論理矛盾を屁とも思わない自分勝手な展開が魅力(笑)。お決まりの三流ラブストーリーも忘れずにバッチグー(笑)。

 土曜と日曜でソリューションカタログのコピーライティングと半導体データシートの翻訳とその他もろもろ。また魔法の週末だぁ。

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フリーライターの定年

 「フリーライター40歳定年説」という40代半ばに差し掛かった僕にとっては恐ろしいタイトルの論稿が、何とも似つかわしくない「情報処理装置等電波障害自主規制協議会」(いわゆるVCCI)のウェブに掲載されている。執筆は鈴木洋史さんというライターの人。

 ちょっと長いけど引用させてもらう。

「鈴木君ね、フリーライターという職業を全うした人はいまだかつて一人もいないんだよ」

 先輩ライターのFさんがそんなことを言ったのは私が大学5年の時だから、かれこれ17、18年前になる。(略)

 ここ数年、私はFさんの言葉には別の意味があることを痛感するようになった。

 私は今までフリーライターという言葉を何の注釈もつけずに使ってきたが、じつはこの言葉には解説が必要だ。世間の人が抱くイメージはわからないが、マスコミ業界では「専門らしい専門を持たず、編集者の注文次第でどんな記事でも書く人」というのが実態だ。その仕事はじつに幅広く、同じ人間が著名人にインタビューもすれば、ヒット商品の解説もすれば、話題のレストランの紹介もすれば、実用記事も書く。(略)署名性などほとんど求められておらず、本当は誰が書いても大差のないものが多い。フリーライターとはそういう記事を書く人のことだ。

 大手出版社の場合、現場を担当する社員編集者はほとんど20代か30代だ。彼らにしてみれば、年上のフリーライターは気を使わなければならず、扱いにくい。しかも、フットワークは衰えがちで、キャリアがあるだけに多少は原稿料を高くしなければならない(と言っても知れているのだが)。だったら、若くて、安くて、いきのいいフリーライターの方がいいということになり、40歳をすぎたフリーライターは次第に仕事を失っていく。つまり、経済的に成り立ち得ず、一生を全うすることがそもそも不可能な職業なのだ。Fさんの言葉にはこういう意味もあった。

 私の周りでもいつの間にか消えていったフリーライターは多い。自分で将来を見限り、取材が縁で企業の広報担当社員になった人もいれば、出版社の中途採用で社員編集者になった人もいれば、バブル経済に浮かれて編集プロダクションを興した人もいれば、田舎に帰った人もいる。40歳をすぎても文章を書くことを職業として続けようとすれば、自分の専門性を高めるか、作家性で勝負していくしかない

 なかなか真理を突いた内容で、読み進むにつれて心が重苦しく(苦笑)なってくる。フリーライターを例にとっているけれど、フリーランス全般に当てはまる話だろう(カメラマンの定年はライターとは少し違う感じがするが)。

 ただし、年齢と経験を重ねることによって、たとえば経営者のインタビューではより核心を引き出せるようになる点や、関連知識・周辺知識が豊かであるという点などに言及がないので、かなり偏った論旨という印象はある。ジジイライター/ジジイカメラマンに価値がないというわけではないと思う。

 ライター仲間の人的ネットワークが希薄なので、他のライターがこういった点をどう考え、どう対処しているかは分からない。僕は何らかの形であと20年は働きたい(働かざるを得ない)と思っているけれど、さてどうするかなと、リンダときどき悩んじゃうこともある。

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 木曜・金曜はまた高崎に泊まり取材でした。今回はハード。とくに金曜は移動の段取りがあまり良くなくて、9時から17時まで休憩するひまなし。ふ~

 帰り道、オドメーターがゾロ目に。33,333キロが昨年の11月9日なので、11か月弱で11,111キロ走ったことになります。ほとんどが仕事による移動。本作るためにCO2いっぱい撒き散らしてる。ごめんなさい。

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 しかし月末だっちゅーのに、どこもギャラ振り込んでこない。困るよ、ホントに。

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帰って参りました

 いや~、ハードなスケジュールでした。火曜から金曜でクルマのトリップメーターは一回りして1,300キロ。プラス、福岡まで飛行機で日帰り往復。3,000キロくらい移動したことになるのかな。

 原稿フォローや新規案件が加わって、出かける前よりも忙しくなってるし(苦笑)。

会津磐梯山

 初めて見る磐梯山。

会津大学

 火曜の取材はここ。とてもきれいなキャンパス。コンピュータサイエンス専門の大学。空気もいい。

会津大学

 さすが学食、これで420円。近くに欲しい。講演が始まるまで、若手カメラマンのF場さんと他愛もない話をする。

磐越道

 フラットアウトの誘惑に負けることなく安全運転で。新潟県に入ったあたり。

北陸自動車道

 新潟県の海沿いを走りながら1年半ぶりに見る日本海。このあと長野あたりまで雨。

福岡市営地下鉄

 1日ワープ。木曜に福岡。初めて乗る福岡市営地下鉄。

福岡市営地下鉄

 初めて見る福岡の女子高生(笑)。

九州大学

 木曜の取材先。火曜の取材先とは異なり、キャンパス内にゴミが散乱し雑草が伸び放題。ちょっとモラルが…

とんこつラーメン

 福岡に来た以上はやっぱりラーメンでしょ、というわけで、空港の待ち時間に。

福岡空港

 日没を知って慌てて展望台に走った。

満月

 機内からは満月。明け方に皆既月食だったとか。10年近く前に一緒に仕事をしていたM山さんと、帰りの機内で偶然会う。お互いびっくり。

 羽田着ののち、家に帰る間もなく、直接群馬に向かう。23時過ぎのチェックインで風呂に入ってバタンQ。

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盛岡日帰り取材

 5時起きで盛岡へ。

東北新幹線乗り場

 東京駅の東北新幹線乗り場へ。

こまち

 「こまち」号が全席指定とは知らず、自由席特急券で危うく乗りそこなうところだった。2+2なので比較的ゆったりしている。

こまち

 指定席券を買ってから乗ってくださいね、と嫌味を言われながらも、車掌に発券してもらった座席番号がEOS(笑)。

駅弁

 朝食。昨日は大人の理由により170カットほど撮影したけど、今日は50カットくらいか。とんぼ帰りで16時には自宅に着いた。昨日と今日の原稿を土日で上げないといけない。

 ところで、来週はスケジューリングを考えずに仕事を請けてしまい、先ほどカレンダーを見て顔面蒼白に。火曜が福島県会津、水曜が長野県松本、木曜が北九州、金曜が群馬県安中。なんか体力・腰力勝負だなぁ。土曜はそういえばゾロ目の会だし。売れっ子芸能人的スケジュール(笑)

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トンネルを抜けると…

 土曜の夜からラストスパート。500点の画像ファイル確認と整理、72.000文字の原稿のチェックとリライト、170ページの構成チェックと突き合わせ。

 ゼイゼイゼイ

 先ほどメールでファイル送信。ゲラはコンビニ持込みの宅配便で送付。曜日感覚も時間感覚もなくなりそうな寸前で、とりあえず滑り込み。あとは初校待ち。

 さて、明日、いや、もう今日だけど、取材の準備しなきゃね。往復で1,000kmを超える遠距離移動なので、なるべく軽量化しよう。天バン1灯のみ、三脚なし、マクロなしで、きっと十分でしょう。ノートPCも持たずに行くかな。

 ではわずかな睡眠に入ります。おやすみな埼玉。

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堪忍袋

 七福神の布袋(ほてい)和尚が担いでいる袋が「堪忍袋」なのだそうだ。「」というのは袋の入り口を縛っている紐で、堪忍の限度が超えると切れてしまう。

 某所から仕事の価値や苦労を認めないようなことを言われて、さすがに緒が切れかけている。「ご苦労様、大変だったでしょう。ところでさ…」という前置きでもあれば救われるのに、他人の主張は正当として聞いて、当方の主張は文句や言い訳にしか聞いてくれないようだ。自分たちのマネージメントがまずいことを理解しようとしないのだからしょうがない。

 出版社がなければライターは生きていけないのと同じに、ライターがいなければ出版社も生きていけないはず。お互いが尊重して大切にしないとダメでしょ。お金の問題もきちんとして欲しいよ、タダ働きの使用人じゃないんだから。

 普段は公の場でこんなこと書かないよ。緒の切れ目が縁の切れ目になる覚悟はあってのこと。よほど切れかかっているということさ。

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タフガイ野郎

3時就寝、6時起床
7時出発、首都高経由で8時関越
9時高崎着、取材うろうろ
ファミレスに入ろうとするも混んでいて昼飯食べられず
18時取材終了、19時チェックイン後アポ電話数本
20時にようやく夕食(兼昼食)

朝の天気チェックでは最高気温29℃のはずが、実際は34℃
いやいや、暑かったザンショ

来週は、火曜午後が山梨、水曜午前が岩手(山梨からいつ移動?)、金曜が広島。
火・水の原稿締めが次の月曜朝(いつ書くの?)。

オレって、いつからこんなにタフガイ(死語)になったんだっけ(苦笑)。
これからはフリップフロップ・マーロウと呼んでくれ。(トム・苦しんでルーズ返上)

明後日の営業に備えて、今から単行本の企画書一本書くつもりなんだぜ
ビー飲み始めたら寝てしまいそうだぜ。zzz

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ワーキングキャッシュレス

 さて、ワーキングプア関連をつらつらと連載(笑)してみましたが、最後のオチはどうしても自分のことになるわけでして、いやホント、働いても働いてもなんとやらで、なかなか赤黒ラインから浮上しないんですね、これが。

 たとえば3月から応援で入っている沖縄本は、ギャラが入るのは刊行後3か月してからなので、今まで半年間は手弁当。初版印税として見込まれる分を先払いで貰えればいいのですが、糊口をしのぐために他の仕事を掛け持ちでやらざるを得ない。そうすると負荷は高くなり、どの仕事もスケジュールがずるずると延びていく。
 収入のバックアップがあれば集中的に作業を終わらせられる可能性が高いにもかかわらず、こういう出版業界の悪しき慣習はなかなか改善されません。(ライターズ・ユニオンでもあればいいんだろうけど)

 僕は売上げはそれなりにあるから、「ワーキングプア」の定義でいうところの「生活保護水準以下の収入」には該当しなくて、敢えていえば「ワーキングキャッシュレス」という感じ(苦笑)。キャッシュレスだなんて、電子マネーじゃないんだから。

 もっとも、フリーはフリーでも翻訳を専業でやれば安定度はかなり高くなる。負荷と収入の変動が大きいのはフリーライターっていう職業の特性に依るものでしょう。専業カメラマンはよく知らないけど、みんな羽振りが良さそうだ(笑)。

 ということで、今年の後半の目標は「脱キャッシュレス」なのであった(ちょっと寂しいな)。

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空気風呂

 真夏の取材は疲れますワ。しかも環八大渋滞で、第三京浜出口から関越入り口まで2時間以上。やってらんねー

8月3日 12:06 練馬
猛暑

8月3日 12:08 練馬
猛暑

8月3日 12:11 練馬
猛暑

8月4日 13:57 高崎市
猛暑

 脳が死ぬね。

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オオアリクイに殺される

 今回の取材は少しばかりストレスが溜まる結果となってしまった。事前に電話アポをとったときの話と、現地に行ったときの応対がかなり違う取材先が数件あって、いやいや困った。じっと我慢我慢。

 そんなこんなでヘトヘトになった夜に、ようやくトンネルを抜け出そうかという沖縄本のことで電話が鳴って、章構成を変えたらどうかという。ずいぶん前からラフを見せて了解を取っているし、ライターさんにも展開しているし、僕自身何度も徹夜をしてページ割をしているのだよ。今さら何をおっしゃるウサギさんであるが、版元の意向には逆らえないし、モーどうすりゃいいの?

 まぁ僕のエライところは(笑)、そういうストレスが運転に出ないことぐらいか。今回は往復420km、無事に帰ってきた。

 さて、戻ってメールを開いたら、こんなのが届いていた。

主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。

いきなりのメール失礼します。
久光さやか、29歳の未亡人です。
お互いのニーズに合致しそうだと思い、連絡してみました。

自分のことを少し語ります。
昨年の夏、わけあって主人を亡くしました。
自分は…主人のことを…死ぬまで何も理解していなかったのが
とても悔やまれます。
主人はシンガポールに頻繁に旅行に向っていたのですが、
それは遊びの為の旅行ではなかったのです。
収入を得るために、私に内緒であんな危険な出稼ぎをしていたなんて。

一年が経過して、ようやく主人の死から立ち直ってきました。
(以下略)

 このスパムメール、ググルと11,000件もヒットするほどあちこちに届いているのね。しかし、すごい想像力だな。ご主人はアリだったのかな。

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泊まり取材

 締め切りに「トム・苦しんでルーズ」の状態が5月ころからずっと続いていますが、こういうときに泊まり取材はちょっとした息抜きです。19時頃チェックインし、クルマで外に食べにいくと飲めないので弁当とビールを買ってきて、部屋でのんびりと夕食。晩酌もこんなときにしかできない。

 一部のビジネスホテルは数百円を上乗せすると一人でもツインルームを利用できるので、たいていこのサービスを利用します。

 夜なべ用の書類は一応持っていったのですが、早起きと疲れとビールが重なって、テレビを観ながら予想通り「落ちました」(笑)。そのあと目が冴えてしまったので、読みかけの三島由紀夫「潮騒」を読了。読書の時間も貴重。

 今回は2日間で走行距離500km。ガソリンの値上がりが痛いこのごろ。本ができるまで10回くらいは出かけることになるでしょう。土地感が生まれる頃に終わるような感じ。

 多少の息抜きとは言っても、行って帰って終わりじゃないのは当然で、あとで3GB近いデジカメ画像の整理をしないと。メモリカードがまた足りなくなるところだったので、次に備えて、さきほどヤフオクで4GBのCFを2枚ぽちっと。

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怒涛の納品

 月曜夕方から水曜お昼にかけて、約10,000文字の原稿執筆と、ウェブ用写真20点ほどの画像を処理して、合間に某社でサイボウズが動かなくなったというトラブルの対応をしつつ、一気呵成に4本を納品。新記録かも?

 (でもまだ山場が越えられないノダ…)

平和祈念公園
GR1+ELITE CHROME

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気ぜわしい毎日

 水曜午後はカンファレンスの撮影と取材。来賓挨拶が小坂文部科学大臣(今サイトにアクセスしたら「データベースへの接続に失敗しました Warning: mysql_query(): 」の嵐だけど、どうなってんの?)。大臣をナマで見たのは小池環境大臣以来2回目。あ、街頭演説で小泉総理大臣も見たことがあるな。

 まぁしかし、撮影では場数不足からくる自分の不手際もあって、とても疲れた。予定していたよりも撮らねばならないカットがはるかに多くて、正直、見積りが安すぎたかも。専業カメラマンの皆さん、毎日ご苦労様でございます。

 苦難のコピーライティングは木曜いっぱいで終わるはず。止む無くストップしていた沖縄本ほかの仕事を金曜から再開予定。仕掛かり中の仕事はまだ沢山あるので、今の感じだと6月いっぱいは休みなし。ドイツに行けない理由ができた(笑)。

 少しばかり気ぜわしい毎日が続く。落ち着いた心持ちでブログを書きたいものだ。

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ボキャ貧の苦しみ

 カタログのコピーを考え中。長い文なら楽なんだが、1行から数行の短文で企業や製品の訴求をしなければならない。正直言うとコピーは苦手。本日ストレス度★★★★☆くらい高し。

 「実現します」とか「支えます」とか、「統合」とか「管理」とか、「ビジョン」とか「プロセス」とか、何度も使っているうちにネタがなくなってしまい後が続かない。

 ゲーテじゃないけど、もっと言葉を! 脳に糖分を! (アンパン喰いて)

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ノートPCがなくても仕事はできる?

 以前は出かけるときには必ずと言っていいほどノートPCを持ち歩いていた。

 その理由は、ひとつは翻訳の下訳作業を電車の中や時間待ちの喫茶店で処理するため。もうひとつはメールチェックのため。

 頻繁にメールチェックをして、何か連絡があったときにクイックレスポンスができるような状態にないと、相手からの心象が悪くなるのではないかとか、仕事を失ってしまうのではないかとか、いろいろな不安を感じていたのだ。

 まぁでも、フリーになって丸3年も経つと、半日くらいメールをチェックしなくても死なない・殺されない(笑)ってことが分かってくるもので、最近はノートPCをあまり持ち歩かなくなった。翻訳の仕事が減ってきたというのもあるし、荷物を軽くしたいというのもある。それに緊急の用件なら電話が来るはずだ(その分、さすがに携帯を持って歩かないと不安だけれど)。

 先日の岡山への取材の際、往復の時間の中で他の原稿も書かなければならなかったため、カバンが重くなるノートPCに代わって持っていったのが400字詰めの「原稿用紙」。僕はパソコンでしか原稿を書かないので初めての試み。車中の落ち着かない環境だったので最終稿には至らなかったけれど、草稿としては十分なものが出来上がって、ああ、ローテクもいいもんだ(笑)。

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5月の予定

 連休は楽しんでおられますか? 無名ながらも「売れっ子」(笑)の僕は休みがとれません。単に仕事が遅いだけんですけどね。

 さすがに雲ひとつない五月晴れの今日はじっとしていられず、翻訳作業に一段落ついたところでOM-1をぶら下げて散歩に出かけました。上大岡に住み始めて6年以上が経ちますが、まだ近所にも知らない道がたくさんあります。

 前に書いた沖縄本ですが、先週末から昨日までに約130ページのラフをまとめあげたので、あと残り60ページほどになりました。ただ、ラフはあくまでラフなので実際はこれからが長いんですが、少し見通しが付いてきた感じ。

 来週また沖縄に行って、再来週は別の取材で岡山に日帰りし、その合間にセキュリティソリューションの総合カタログを制作して、新たにコンサルティングを依頼された会社の広報戦略練って、米国産輸入解禁を見据えて某ビジネス書籍の編集と原稿執筆。

 これらが5月の課題なんです。ハハハ、と力なく笑うしかない。逃避行動が増えそうです。

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竹島問題と境港

 韓国の「火病」の末に結局は先延ばしで決着をつけた竹島周辺の測量問題。海上保安庁の測量調査船が基地としていたのが鳥取県の境港港(さかいみなと・こう:ややこしいけど)。昨年の今の時期に2か月ほど米子市に滞在していたこともあって、竹島関連のニュースで境港の映像が流れるごとに当時のことを思い出します。

 通常、領土問題はニュースの中の世界でしかありませんが、こういう接点があると身近に感じられるもんですね。

 後方に見えるのは島根県とを結ぶ境港大橋。境港全体の俯瞰写真を撮るために三脚を担ぎながら狭い歩道を歩いて中心付近まで行ったのですが、僕の身長だと手摺が腰上くらいにしか感じられないこともあって、あまりの怖さにおしっこをチビりそうになりました。高さ40メートルだそうです。

 ついでに、市街で撮った写真はこちら

 滞在中は慣れない取材の連続で、「オレはこんなところで何やってんだろう」と悩むなど、鳥取県がトラウマになるほどにつらいことのほうが多かったのですが、1年経った今は、機会があればまた行きたいと思うほどに懐かしい記憶に変わっています。

境港

追加:探したら「ガクブル写真」が出てきました。↓ 機材は一時期だけ瞬間的に使った EOS-20D。撮影はいずれも去年の今頃です。

境港

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新湯檜曽駅と旧湯檜曽駅(長文)

 上越線を水上駅から北に進んだところにある「湯檜曽」(ゆびそ)駅は、1967年9月までは、2kmほど北の現在の赤沢バス停付近にあった。有名なループトンネルを抜け出たところである。道路からプラットフォームまで高低差が60mもあったそうで、利用客からはきわめて不評を買っていた。クルマが普及する前の話で、湯檜曽温泉街の住民や湯治客が利用していたようだ。

 1963年、まだ上越線の水上以北が単線の時代に、現在の湯檜曽駅の場所に上下線の通過をさばく「新湯檜曽信号場」ができる。なお、スキーシーズン(12月から3月まで)はこの新湯檜曽信号場で旅客の乗降を行っていたとの情報がある。

 1967年9月に新清水トンネルが開通し湯檜曽~土樽(つちたる)間が複線化されたため、単線の(旧)湯檜曽駅は廃止され、新湯檜曽信号場が新たに湯檜曽駅になった。 

 といったようなことは、WikipediaWeb Site 上越線清水、新清水?大清水!今はなき信号場一覧・東北線2などのサイトに説明が載っている。

 これらウェブ情報の裏を取ろうとJR東日本の高崎支所に問い合わせたことがあるが、信号場で旅客の乗降をすることは考えられない等の回答があり、また東京駅八重洲口にある「旅の図書館」で調べたが、収蔵されている時刻表はいずれも復刻版で肝心の1963年12月から1966年3月の範囲が存在せず、実際に新湯檜曽信号場が旅客用として供用されていたか確証が取れなかった。

 日本国有鉄道高崎鉄道管理局が1987年に編纂した「轣轆(れきろく)114」も読んだが、高崎機関区は水上駅までが管轄範囲のため、その北にある湯檜曽駅については記載されていない。

 調べたかぎりでは、JTBパブリッシングが出している「停車場変遷大事典 国鉄・JR編」(1998年)に、「新湯檜曽信号場」の記述がわずかにあった程度である。

 googleで検索をかけたところで現時点で「新湯檜曽」が38件、「旧湯檜曽」は36件しかヒットせず、それもほとんどが同一ソースからのコピーのように思われ、要するに情報が著しく不足しているのである。

 そんな湯檜曽駅の新旧の写真を取材を通じてしばらく前に手に入れた。許可を得ていないのだが、貴重な資料を自分のPCに隠しておくのももったいないため、あえて縮尺を抑えて掲載しておく。上越線の研究家諸氏がいずれ検索でこの書き込みを見つけてくれて、研究の一助としていただければ幸いである。

 反対側の山から旧湯檜曽駅を俯瞰した写真。下側が湯檜曽温泉街(現在はさびれている)、上を走るのが上越線。"DO" あたりから階段が伸びているのが分かる。

旧湯檜曽

 道路から坂を登ったところにあった旧湯檜曽駅の駅舎。入り口からさらに階段を上らないとプラットフォームにたどり着けない。階段は175段だったそうだ。

旧湯檜曽

 これは現在(昨年秋)の様子。保線用に階段とシェルター状の通路が残されている。付近には「熊注意」の看板があるため探検に行く場合は要注意。廃墟マニア・鉄道マニアの中には訪れる人も少なからずいるようだ(たとえばここ)。

旧湯檜曽

 旧湯檜曽駅の入り口付近。産婦人科の「長沢医院」(奥)と川魚料理の「見晴寿司」(手前)があった。現在は空家になって朽ちている。

旧湯檜曽

 おそらくは新湯檜曽信号場が(新)湯檜曽駅になった直後のプラットフォーム。駅舎は現在も当時のままである。奥にループトンネルから出てきたEF重連による貨物列車が写っている。

新湯檜曽

 プラットフォームに立っている駅名表示を見ると「しんゆびそ」になっている。上り側は「みなかみ」、下り側は「ゆびそ」である。正式な記録としては見つけられなかったが、「新湯檜曽」という駅名がある時期実在していたことはこの写真から確認できる。ただし、駅名表示がいつ「湯檜曽」に変わったかは定かではない。

新湯檜曽

 急行「佐渡」が停まっているところ。

新湯檜曽

 なお、僕は「鉄」ではないので念のため。記事を書くときはこんな感じで傍証を固めていきます。

#本日2,700歩。編集作業で外出したものの、ずっと会議卓に貼り付きっぱなしだったので伸び悩み。

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編集作業中

 前任チームが集めた約1,000枚の素材画像にファイル名を付け直してフォルダに分類、サムネール化してプリント、それぞれを切り離してさらに分類し、全体の章構成を考えながら見開きを模したA3の紙に貼り付けて、200ページ弱のラフを作っていきます。

 編集会議でレビューして調整したのち、担当のライターさんやデザイナーさんに作業を展開。それと並行して、不足している素材の追加取材や、素材提供元への掲載許諾申請などを進め、スケジュール管理をしながら初校、二校、色校が出て、しばらくすると本になるという寸法。

 3年前までサーバーを作って売っていた人間が、今こういう仕事をしているんだから、人生分かりません(笑)。

 さて、どんな本が出来上がりますやら。

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本の値段

 本の値段は主に出版社が営業的な観点から決定します。消費税が導入されてからは、本体価格にキリのいい数字を割り当てる場合や、税込み価格にキリのいい数字を割り当てる場合もあり、出版社もなかなか苦労しています。

 ビジネス書などの単行本では最近は「定価1,400円」が増えているような気がします(どこかの機関で定価の統計をとっているかも知れませんが寡聞にして知りませんので、あくまで勘)。「定価1,400円」だと「税込み1,470円」になって1円の位がゼロになります。また千円札+五百円玉で支払ったときにお釣りが貰えるという割安感があります。

 「定価1,500円」にすると「税込み1,575円」で端数が出てしまい、「定価1,600円」では「税込み1,680円」となってキリはいいものの、金額から受ける印象が2,000円に近くなり割高感が生じます。

 ところで、定価1,500円の小説が1万部売れたと仮定した場合、最初から定価3,000円で売っていたら半分の5千部売れたかというと、そうは単純にはいかない。おそらく部数はぐっと減るでしょう。一方で学術書や統計書など、一部の人にとってどうしても必要な情報が載っている本であれば、多少値段が高くても売れ行きは変わらないかも知れません(逆に高いほうが権威が出る)。

 本の定価は著者に払われる印税にも影響しますから、著者側にとっても気になるところではあります。

 インターネット書店の最大手であるAmazonが税込み1,500円以上で送料無料を打ち出し、他もほとんどが追随しています。「定価1,400円/税込み1,470円」は書店売りには割安感があっても、Amazon等のチャネルではわずか30円の差で売れにくくなる。だったら、誰もやりませんが、定価を1,429円にすれば税込みはピタリ1,500円。しかし消費税の税率が変わるとまた大変。

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職業病

 書店に行って本を手に取ったときに、普通の人は目次か前書きか書き出しの数行を最初に読むと思うのですが、出版業界の人間が最初に見るところは「奥付」です。

 刷数や版数から売れ行きをチェック。著者や編者のプロフィールをチェック。そのあとで、価格、装丁、ページデザイン、ページ数、紙、色数など全体をチェック。中身を見るのは最後ですね。

 本屋でページを後ろからめくっている人間は間違いなく出版社の社員かモノ書きの類いですので、都内の大型書店に行ったら注意して観察してみてください。主に新宿から御茶ノ水・神保町までの一帯に棲息しています。

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ブックを作る

 独立後は頻繁に営業をしていましたが、最近はほとんどがリピートのお仕事。それでも年に何回かは新しいお話をいただくことがあります。

 ライター仕事の実績を見せる場合は原稿が掲載されている冊子や書籍を持参すればだいたい事足りるのですが、「関さんて写真も撮るんですよね?」という質問に対して、きちんとしたツールを用意していませんでした。

 今回、誰でも知っているIT会社からソリューション事例のオファーをいただいたのですが、撮影も一緒に、という依頼のため、今までの仕事や習作を集めた「ブック」を急遽制作。夕方の打ち合わせに持参してみます。

 しかし営業は何度やっても緊張しますね。何を着ていくか、というレベルから悩んでしまいます。

[22:44追記]
 最初に聞いていたときは刊行物の取材の話だけだったのですが、数日のうちに事情が変わったらしく、某事業部全体のマーケティング戦略と連携したウェブ・紙媒体の提案コンペという大きな案件に育っていました。う~ん、企画コンペかぁ、ちょっと困った。

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仕事の平均点を上げる

 毎日のように原稿を書いたり翻訳をしていますが、本当に満足のいく出来が得られるのは、実のところ年に1本か2本のような気がします。「満足」を点数でいうと95点以上か。

 そのときどきの制約条件 ―― スケジュールの制約、調査の限界、知識の壁、etc. ―― の中でベストを尽くそうとは努めていますが、ときには80点台で納品せざるを得ないこともあります(まぁ100点をどこに求めるかだし、商品としては一定レベルはクリアしていると思ってますけどね)。

 原稿にしろ翻訳にしろ時間をかければクオリティを高めることは可能ですが、一人よがりになってしまうと単語や文をこねくり回しただけではあるレベル以上に上がることはなくて、そういうときに誰かに指摘されとカチンと感じながらも「目が覚める」んですが、残念ながら編プロにしても翻訳会社にしてもフィードバックを返してくれることはほとんどありません。

 スケジュールが切迫しているときにクオリティをどう自力で上げていくかが常に課題です。

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日帰り取材550km

 取材であちこちから借用した資料を返却しに朝から一路北へ。明け方の首都高から見る景色は美しいんですね。僕は夜型なので毎朝損しているのかも知れない。

 走ることしばし、9時過ぎに現地に付いたら予想を超える雪、絶句。「生」除雪車を見たのは人生44年にして初めてかも。それにしても雪に慣れているはずの地元車があまりに遅いので、登坂車線内側から抜いてやりました(おいおい)。

 今回は写真撮影をする予定はなく、雪景色でも撮ろうかと呑気な気分でハッセルを持っていっただけ。ところが編集部から、とある施設の外観を撮ってきてと連絡が入る。

 げっ、標準レンズじゃ敷地全景入りません。カーボン三脚、冷たすぎて握れません(外気-3℃)。ウェストレベルファインダーに雪が吹き込んでます、って苦笑の連続。

 入射光で測ると14.6EVと出たけど、一面銀世界なので出た目でいいのか悪いのか?? 凍った頭は露出補正不能。果たして使い物になるでしょうか。

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ライター(もの書き)に関する誤謬

・いつも好きなことを書いている
 基本的にクライアントの意向に添う内容でしか書けない。自分の意見を書ける媒体を持っている人はごくわずか。

・ライターは知的な仕事である
 ちゃうちゃう

・ライターに必要なのは日本語力である。
 ノンノン、営業力と企画力とコネと人脈。

・ライターは日本語の文法や語彙に詳しい。
 自信ナッシング

・ライターは小説も書ける
 ずえったい無理。

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