北極消滅
2040年夏、北極の氷ほぼ消滅

 【ワシントン支局】地球温暖化の原因となる二酸化炭素などの温室効果ガスの増加をこのまま放置すれば、北極の氷はこれまでの4倍のスピードで減少、2040年夏にはほぼ消滅するという試算結果が12日、米国地球物理学連合の学会誌「地球物理学研究レター」で発表された。(産経新聞)

 原文が見つからないので裏が取れないけれど、いやー、久しぶりにショッキングなニュース。(たぶんGeophysical Research Lettersじゃないかと思う:現時点では未掲載)。

 2040年だと運が良ければ生きている。目の黒いうちに北極がなくなるって? 南極も当然ながら相当減少するでしょう。北極と南極が作り出す冷水は海洋に大きな水の循環をもたらしているわけで、それがなくなれば大規模気候変動はさらに変動幅を増す。白熊は動物園でしか生存できなくなる。

 おもわず暖房消しました。

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川原湯温泉

 取材の途中で立ち寄ったのが吾妻線の川原湯温泉駅。群馬県の西北部にあります。ローカル線沿いの鄙びた温泉街のひとつですが、一応「有人駅」で、委託を受けていると思われるご夫婦が駅番をしていました。

川原湯温泉

 駅舎に取り付けられている小さなポストの集配は一日一回のみ。なんともノンビリしてます。

川原湯温泉

 ところでこの川原湯温泉一帯は、数年後に「水没」する運命にあります。昭和27年に決められた八ツ場(やんば)ダム計画が現在も生きていて、間もなくダム本体の工事が始まるというのです。温泉街や住宅地や吾妻線や国道や吾妻渓谷はすべて水没。川原湯温泉に入れるのも、現・吾妻線に乗れるのも、あと数年を残すのみ(温泉ファンと鉄ファンは今のうちに)。

 当然、反対運動や訴訟も起こっています(八ツ場ダムを考える会八ツ場ダム問題八ツ場ダム訴訟、など)。

 ダム問題で苦しんでいるのは水没地域周辺の住民のかたがた。ところで、事業の目的のひとつは利根川流域の水害対策。つまり主な受益者は東京都民や千葉県民。東京や千葉の人でこのダムのことを知っている人はどのくらいるのでしょうね。

 気候変動の影響で豪雨の規模・回数は増えているのは確か。ただ、旧態としたダムが、そのような豪雨に対する治水策として本当に有効なのかどうなのか。また、周辺環境に及ぼす影響が相当大きいことは素人でも分かる。

 50年前の計画で事業を進めるんじゃなくて、今から50年後、100年後を見越して、現在の技術を使って再考してもいいんじゃないかと思うんだけど、一度動き出すと振り返ることを知らない公共事業。使われるのはみんなの税金(8,800億円だとか)。なんかバカみたいと思うのは僕だけ?

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ボウフラその後

 先日書いた「10円玉でボウフラ退治」の続報です。

 ちょっと見たところボウフラの数が少なくなっているように見えたのですが、依然として多数のやぶ蚊がひょうたん池の周りをプ~~ンと飛び回っており、絶滅に至るほどの効果はなかったようです。水量に比べて10円玉が少なすぎるのでしょう。

 今日はめだかを20匹買ってきて入れました。

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10円玉でボウフラ退治

 銅イオンがあるとボウフラが死滅するという最近のニュースを見て、ボウフラがうようよ湧いている庭のひょうたん池(ビオトープもどき)にさっそく10円玉を数枚入れてみた。

 その効果かどうかわからないけれど、昨日チェックしたところ、あれだけいたボウフラが一匹も見当たらなかった。ほんとかなぁ。ほんとだとするとすごいゾ、これは。

 念のため今日も覗いて見たけどやはりボウフラはいなかった。ミジンコらしきプランクトンはワサワサ泳いでいるので、生物すべてに影響があるわけではないようだけれど、金魚がやや鼻上げをしている。因果関係は不明(ちなみに金魚は一匹のみなので普段はボウフラを食べきれない状態)。

10円玉でボウフラを撃退?――銅を水に入れておくと、蚊が発生するのを防ぐ効果があることが、非鉄金属大手などでつくる日本銅センター(東京都)の実験でわかり、今年から屋外で実証実験を始めた。殺虫剤が効きにくい蚊にも有効だという。
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エコ・パスタ

 仕事場(兼自宅)に引きこもっているときにたまにパスタをお昼に作るのですが、深鍋に大量のお湯を沸かして、しかも10分間近く茹でるというのは、ガス代もかかるしCO2も出すのでエコ的によろしくありません。茹でこぼした塩分は下水処理のバクテリアが苦手とするそうですし。

 そこで最近は大きめのフライパンに少なめのお湯を沸かして、4分くらいで仕上がるサラダ用の細パスタをできるだけ使って、茹であがったあとは同じフライパンでソースを絡めるようにしています。こうすると、水も少なくて済み、お湯も早く沸き、茹で時間も短く、トータルのガス代が節約できて、しかも洗い物が少なくなります。

 で、これを自分で勝手に「エコ・パスタ」と名付けて、世紀の大発明だと悦に入っていたのですね(笑)。

 そうしたらどうでしょう。オレンジページの最新号が「ゆで鍋いらずの特急パスタ」と題して同じような特集を組んできた。やられた、大発明がパクられた(笑)。まぁ、誰でも考えが辿り着くところは一緒ということのようです。

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LOHAS って英語、ヘンじゃない?

 「ロハス」って言葉がありますね。Lifestyle of Health and Sustainabilityの略だそうです。社会学者Paul Ray氏と心理学者Sherry Anderson氏が2000年発刊の著書『The Cultural Creatives : How 50 Million People Are Changing The World』の中で提唱したのが最初とか。

 スローライフを売り文句にしている月刊誌「ソトコト」あたりがLOHASをよく特集で取り上げています。

 しか~し、しかし、

 僕の英語のセンスからすると "Lifestyle of ~" って間違った英語だと感じるんです。一般に "of" は所有を表しますから、Lifestyle が health や sustainability を所有するというのは何か違和感があります。

(余談:「部長の秘書」はsecretary of a managerではなくてsecretary to a managerになります。その理由はsecretaryは部長の所有物ではないため(愛人関係は除く?)。)

 アメリカで作られた言葉だから "Lifestyle of ~" が正解に決まっている、という反論が来そうですが、ゴロ合わせで "of" を無理やり持ってきたような気がして仕方ありません。

 試しにgoogleでLOHASを検索すると、英語ページのヒットは83,100件、日本語ページのヒットはその10倍の849,000件。

 要するにLOHASが流行っているのはアメリカではなくて日本(だけ)なんです。

 で、パラパラとウェブを見ていたら、「アメリカLOHAS体験レポート」の中に、

アメリカではLOHASを謳った商品も存在しないし新聞や雑誌にも載らない。 なぜアメリカでは認知度が低いのでしょうか? それはあくまでもLOHASが「マーケティング用語」であり「コンセプト」だからです。企業側で「LOHAS消費者」を意識することはあっても、消費者・生活者が自分をLOHASと意識していることは無いのです。

の一節を発見。

『アメリカで「ロハス」という概念が提唱されているんだ。健康や環境を意識したライフスタイルを追及しようという動きで、高所得者層やインテリ層を中心にブームになっているんだ』

てな具合に日本で誰かがプロパガンダしたのではないでしょうか。環境を意識するのは大切ですけど、言葉や企業の論理には踊らされないようにしないといけません。

 ちなみに、僕は「スローライフ」という言葉は好きですけど「ロハス」はどうもね。引っかかるんですよね。

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気候変動進行中

 日本は寒波と豪雪に見舞われていますが、南半球にあるオーストラリアのシドニーでは元旦に44℃を記録したそうです。インドネシアのジャワ島東部では洪水で100名以上の死者・不明者、パリは大寒波、ドイツは大雪でスケート場の屋根が落ちて11人が死亡、カリフォルニア北部は大雨で非常事態宣言。

 少し前のニュースですが、国連食糧農業機関(FAO)が昨年11月に公表した報告書「Deforestation continues at an alarming rate」によると、毎年1300万ヘクタールの森林が減少しているといいます。

 日本の国土は3780万ヘクタールですから、3年間で日本全土がハゲ山になります。

 青いドレスを着た大臣が担当している少子化対策として助成金制度や保育園・幼稚園の整備などが謳われていますが、大規模な気候変動が進行しているまっただ中に自分の子どもを置いて親だけが先に死ぬという図式が解決されないかぎり、子どもをきちんと残そうという機運にはならないでしょう。

 どうしますか?

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NIMBY

 昼のテレビで、東京町田市で勃発しているプラ処理施設の住民運動が紹介されていました。

・町田市は市民に適切な情報公開をせずに建設運動を進めていた
・道路1本へだてた先に八王子の住宅街がある
・プラ圧縮時に有害ガスが出る研究報告もあり安全性の担保がない

といった内容で、結局のところ住民の強い反対運動によって計画は凍結になったとの話。

 こういうのを「NIMBY(ニンビー)」と呼びます。"Not In My Back Yard"
 必要な施設であることは分かるんだが自宅の裏庭(そば)には作らないでね。

 大きなところでは原子力発電所、身近なところではゴミ処理施設や火葬場がニンビーの対象になります。町田市がプラ処理施設の建設計画を進めたのは今回が3回目(いずれも凍結)というから、ニンビーへの対応法がよほどヘタなのかも知れません。

 テレビの映像には建設予定地のそばに、大量消費・大量廃棄の文化を持つアメリカからやってきた大型スーパー「Costco」(コストコ)の町田店がちらりと映っていました。皮肉でしょうか。

 下流側だけを塞いでも解決しない。過剰包装の撤廃など上流側でのゴミ抑制について住民がどう考えているのか、そこまで切り込んだ取材が欲しかったね。

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