カネボウ消える

 経営再建中のカネボウが、商号をクラシエに変更するという。
http://www.kanebo.co.jp/files/070226_01/070227_syameihenkou.pdf

 カネボウがまだ鐘淵紡績だった戦前に、武藤山治氏が社長に就任して再建を担った。武藤氏はその後「時事新報」の社長になるが、当時学生だった父親が書生として奉公したようだ(あるいは鐘紡時代かもしれない。本人から思い出話を何度も聞かされたが、その頃は右から左で、今となっては記憶が曖昧である)。そんな縁があるもんだから、実家には10巻以上の「武藤山治全集」が読む人もなく書棚に収まっている。

 歴史ある屋号が消えてゆく。責任は旧経営陣にある。武藤氏や父親は草葉の陰でどう感じているのだろう。

| seki | permalink | 時事とか | trackbacks (0) | comments (0) |
パーキング・タウン

 昨日はお疲れ様でした。>勉強会に参加の皆さん

 さて、今日は埼玉県東部を取材。約束までに少し時間があったので、とある駅前を散策。
栗橋駅

 東口をスナップしたあと西口に行って驚いた。駅から半径300メートルくらいが一面コインパーキングなのである。こんな駅前は初めて見た。
栗橋駅西口

 駅すぐが一日600円。50メートルほど進むと500円...と変わっていく。面白い。ただし、時間単価はどこも同じで100円。




(3色看板が多いが経営元が創価と関係があるかどうかは不明)

 この駅はJR東北本線と東武日光線が通っているから、駅前に商業施設を作ればそれなりに人が集まりそうな気もするのだが、パーキングのほうが価値を生みだすということなのだろうか。ちょっと不思議。

| seki | permalink | 街のこととか | trackbacks (0) | comments (0) |
1月の仕事から

Loveカメラ vol.6/宝島社/2月20日発売
lovecamera6-100.jpg

人気ブログの写真に学ぶ I love cats & dogs』の記事(ブログオーナーさんへの取材と写真の解説)を担当しました。

(掲載サイト:ページ順)
まこという名の不思議顔の猫
パリときどきバブー
ヒトは猫のペットである
wan*memo
MAKE+AHOLIC=DAYS
富士丸な日々
野良猫写真Blog
共働きコーギー
odd eye
Photograph Life with Laughing Dogs

マリ・クレール 2007年4月号/アシェット婦人画報/2月23日発売
marieclaire100.jpg

特集『プラネット・ウーマン宣言』で取り上げられている106人の女性のうち、以下の6人の短評を書きました。女性誌に求められる文体に少しばかり苦労。

・マーガレット・サッチャー
・ヒラリー・クリントン
・セゴレーヌ・ロワイヤル
・アンゲラ・メルケル
・ダイアナ妃
・マザーテレサ

 1月は、年始に気管支炎をやって数日寝込んだあと、写真展の準備、写真展本番、上記原稿の執筆、新規クライアントさんとのIT事例記事の取材と執筆、翻訳少し、某社定例マーケ広報業務などをこなしましたが、「ぢっと手を見る」状態に変化はありません。
 ところで明日の勉強会は行けるんだろうか...

| seki | permalink | 仕事のこととか | trackbacks (0) | comments (0) |
パワハラと寂しい死

 今日は葬儀で吉祥寺へ。昔の上司が定年後数年して亡くなった。

 親族の挨拶によると、定年後にアルコール依存症と痴呆を併発して、専門の施設に入院。3年間の治療の間に臓器が弱り肺炎を繰り返し発症。最後数ヶ月は嚥下障害も出て何も口にできなかったという。看病したほうも壮絶な苦しみだったようだ。よほど近い人以外は、一切の見舞いを断っていたらしい。

 かなりのポジションまで上がった人だったが、パワハラを受けて、本人は系列か大学に出たかったようだが認められず、ラインから外されて部下もいない閑職に追いやられていたと聞く。噂では定年前から会社内でも痴呆らしき症状が出ていたそうだ。

 棺の中に最後に献花をしたが、痩せ細って別人としか思えなかった。まるで知らない人の葬儀に参列したかのようで、悲しみの感情が湧かない。会社関係者の参加も平日ということもあってか少なく(キリスト教なので通夜がない)、生前の人脈からすると寂しい葬儀だった。

 最近は結婚式に呼ばれる機会がまったくない。代わりに葬式が少しずつ増えている。

| seki | permalink | 雑談 | trackbacks (0) | comments (2) |
大船駅の駅ナカ

 今日は鎌倉方面に取材があり、JR大船駅で下車。

 駅舎が新しくなっていて、北口と南口との間にコンコースが作られ、いわゆる「駅ナカ」の店がたくさん並んでいてびっくり。あとで調べたら、2006年7月にリニューアルしたようだ。

 昼をマクドあたりで詰め込もうかと思っていたが、作戦を変更して、「つきじ千鮨」という立ち食い鮨に入る。基本は一つ(半貫)80円。回転寿司チェーンの中では比較的人気の「くら寿司」(一貫100円)よりも高いが、味は数段上で満足。1時を少し回っていたが店内は常に満員だった。結局11個ほど食べて1,000円でお釣りが来た。

(余談:くら寿司には某社の監視カメラシステムが入っていて、以前カタログを書いたことがある。大阪を拠点とする「あきんどスシロー」よりもサービスが上、との売り)

 通勤で利用する人にとってはなかなかいいかも。しかし、一般の寿司屋にとっては受難の時代だろう。

 なお、駅ナカついでで書くと、相鉄線横浜駅構内にある讃岐うどん屋もかなりグレードが高い。どちらの店も一度お試しを。

| seki | permalink | 雑談 | trackbacks (0) | comments (2) |
ポートレート

 写真・カメラ雑誌が一斉に発売された。今月の目玉はMdNの「Photographica」だろう。本全体が「ポートレート大特集」で、贅沢にも巻頭数十ページを費やして上田義彦氏のモノクロとカラーを載せている。これだけでもお買い得だ。

 ポートレートは写真の基本と思う。いちばん簡単そうだけど、自分と相手との関係が出てしまう点で、いちばん難しい。気の置けない家族や友人を撮るほうが、仕事で人物をバシャバシャと連写するよりも難しかったりする。そして不思議なことに、何枚か撮っても、最初に撮ったカットがいちばん良かったりする。

 今年は去年よりも人を多く撮ろうと思う。もちろんフィルムでだ。デジじゃダメなんだ、僕の場合は。

 父親に買ってもらったOM-1で、父親になった自分が息子を撮る。(露出アンダーのポジのスキャンは苦手。フィルムとスキャナとの相性もあるかも。)

| seki | permalink | 写真とかカメラとか | trackbacks (0) | comments (4) |
変わる有明、飯田橋

 今日は仕事で↓に行った。
ビッグサイト

 おまけショット:売店前のディスプレイに思わず目が留まる(笑)。
ビッグサイト

 ゆりかもめが有明から豊洲まで延伸して、途中に「市場前(しじょうまえ)」という駅ができていた。更地のここに築地が越してくるようだが、土壌汚染が分かって問題になっている。しかし、こういう景色やビルだらけの景色にはまったく魅力を感じない。公共事業が減ってどうのこうのと言われているけれど、相変わらず日本は土建国家だ。
市場前

 帰りに豊洲から有楽町線で飯田橋へ出る。写真を教わった日本写真学園は看板も取り払われていよいよ内装工事が始まっていた。
日本写真学園

 飯田橋歩道橋下の交番近くでスナップをしていたら警官が出てきた。山なんかに出かけて撮るなら分かるけどね...ごちゃごちゃしている街で撮るのが面白いんですよ...お宅は学生さんじゃないよね...ええ違いますけど、ところでおまわりさんを撮っちゃダメなんですよね...そうね、それより、この交番は珍しい形しているからこれ撮りなよ...(仕方が無いのでダミーで1枚撮る...ブレた...ヘタだね)
飯田橋の交番

 歩いているうちに日没のマジックアワーがやってきた。

| seki | permalink | 街のこととか | trackbacks (0) | comments (4) |
本屋で本を買う

 本屋で欲しい本を見つけると、書名を携帯に入力しておき、帰ってからamazonでポチクリとやることが多かった。最近はポイントも付くしね。

 だけどちょっと待てよ、大切なことを忘れてやしないかい、と思い直した。

 わずか一冊の本を僕の家に届けてくれるために宅配のトラックが動く。フードマイレージならぬ、ブックマイレージだ。梱包材だって使われる。ポストに入らない場合に不在だと、またトラックが動くことになる。そんなにまでしてインターネットで何もかも買う必要があるのだろうか。

 なので、今日は地元の本屋で買った。江成常夫氏の「生と死の時」と、川内倫子さんの「the eyes, the ears,」の2冊の写真集だ。ブックマイレージは取次から書店へのまとまった配送に含まれるだけだから小さくて済んだはず。

 帰ってから「生と死の時」を読む。癌で逝った父親の闘病の気持ちを想いながら、フリーランスとしての自分の行く末を想いながら、江成氏の写真と言葉の力に感服しながら。

| seki | permalink | 雑談 | trackbacks (0) | comments (0) |
エゴサーチ

 インターネットで自分自身を検索することを「エゴ・サーチ」と呼ぶのだそうだ。意外なところで名前が見つかるから一度やってみると面白いと思う(同性同名さんの存在も分かる)。自分が担当した書名で検索すると、読者がそれぞれのブログに書いた感想(あるいは厳しい意見)も読める。

 関連して、僕は「Googleアラート」に自分の名前を登録してある。インターネット上のニュースやウェブに名前が載るたびに教えてくれる。

 エゴサーチではないが、Yahoo!テレビの「My番組表」も便利だ。興味あるキーワードを登録しておくと該当するテレビ番組をリストアップしてくれる。ヤフオクの「アラート」機能も欠かせない。

 世の中のあちこちにエージェント(小人)がいるような感じだ。個人に特化した検索は今後も増えていくんじゃないだろうか。

| seki | permalink | ブログとかパソコンとか | trackbacks (0) | comments (1) |
埼玉

 今日は浦和の某公的機関を訪ねた。余談だが、浦和市と思っていたら、今は「さいたま市浦和区」というのだそうだ。埼玉県とはあまり縁のない生活を送っているにしても、無知を恥じる。

 取材の開始段階では多少緊張する。あちこちに企画を説明して協力をお願いして回るなかで、いい返事がもらえればやる気が出てくる反面、連続して断られたりするとどっと落ち込んでしまうことがある。

 前回担当したG県は後者のタイプだった。かかあ天下となんとやらで、ストレートな県民性というのもあるのかもしれない。

 埼玉県はまだ始まったばかりだが、決してお世辞ではなく、とても皆さん親切である。おかげで、この機関に寄贈された貴重な戦後の写真数千点(数万点かもしれない)の存在を知ることとなった。

 明日も埼玉に行く。昨年のピーク時に比べてガソリン価格が2割近く下がっていて助かる。

| seki | permalink | 仕事のこととか | trackbacks (0) | comments (0) |
音の想い出

 先日、六本木で開いた写真展では、ジャズやボサノバのベスト盤10枚くらいをiPodに入れてBGMに流していた。

 ふとカバンに入れっぱなしのiPodを取り出して、充電をしてから聴いてみると、曲が進むに連れてギャラリーの様子が眼前に広がってきた。お客さんが誰も来ない午後の明るいギャラリーで、中央のイスに座って手持ち無沙汰ながら、仕事の原稿を書いたりしたときの様子が、音とともにすーっと甦ってくるのには参った。二度と戻ってこない時間と空間。

 1月末で閉じた画廊は、今どうなっているんだろう。先月のことなのにずいぶんと昔に感じる。そんな写真展なんかありませんでしたよ、と誰かが言えば、もしかしたら本当になかったのかもと信じてしまいそうになる非現実な5日間だった。

路~人

 明日から取材で埼玉をまわる。

| seki | permalink | 雑談 | trackbacks (0) | comments (0) |
ギリチョコ

 明日(というか今日)は、会社の男性諸氏はそわそわの日でありますな。ちなみにうちの奥さん(事務系社員)は、しこたま「ギリ」を仕入れて、明日に備えております。

 さて、一足早く、ギリはギリでも義理の妹からテオブロマキャビアを貰いました。なかなか美味しい。

テオブロマ キャビア

 会社員で副業ライターをやっていた頃は、義妹の名前をそのままペンネームに使っていました。男女どちらにも通用する名前なんで、決してオカマキャラを演じていたわけではありません。

| seki | permalink | 雑談 | trackbacks (0) | comments (0) |
子ザル?の散歩

 思わず苦笑。まぁ親の気持ちも分からんでもないが、あっちうろうろ、こっちうろうろするのも、学習の一環なんだから放っておけばいいのにネ。

 しかし他人事だけど、この2人、きちんと子育てができるのかどうか。それに、こんな紐(リーシュ)を売る方も売る方だ。「機械」だ「装置」だと揚げ足を取るのが好きな政治家やマスコミは多いけど、こういうのはスルー?

| seki | permalink | 街のこととか | trackbacks (0) | comments (6) |
申告の季節

 僕らのような自営業者には憂鬱な確定申告の季節となりました。

 理系の人間は、理屈にはうるさいくせに、金勘定はたいてい苦手です(なので金が貯まらない)。僕は自分でやっても能率が上がらないので毎年会計士さんに頼んでいます。お金がかかりますが、餅は餅屋だし、その間に別の仕事ができますから。

 しかし、会計士に頼むにしろ、伝票類は最低限の整理をしてから渡す必要があり、これが結構面倒くさい。日頃からコツコツと帳簿を付けて伝票を整理していればいいんでしょうけど、毎年三日坊主。

 先ほどから領収書の束を目の前にしてゲンナリ。明日頑張ろう。

| seki | permalink | 写真とかカメラとか | trackbacks (0) | comments (0) |
本づくりがスタート

 新しい本の制作がスタート。また「地方モノ」だけれど、今度は日帰りが可能な距離なので、多少気が楽。

 この手の仕事は段取りが命。流行りの言い方だと「段取り力」かな。取材先のリストアップ、取材申し入れ、企画書の郵送、アポ入れ、訪問、素材収集...という過程をいかに効率を上げながら回していくかが鍵。さすがに何冊かやって学習したから、今回は少しはスムーズに進められるはず。

 何点かある撮影では、他の写真とのトーンを揃えるために、デジタルではなくてフィルムを使おうと思ってもみたりして。

 一冊の本が終わるまでに、赤ブタ号のオドメータの値はだいたい4,000km増える。そういえばETCマイレージの引き換え手続きをしなくちゃ。

| seki | permalink | 仕事のこととか | trackbacks (0) | comments (0) |
男の写真・女の写真

 文章に男と女があるように、写真にも男の写真と女の写真とがある(仕事写真ではない話)。

 男の写真はどちらかといえば理屈っぽい。広報写真とか報道写真的な雰囲気があって、写真だけで説明を完結させようという意志が見てとれる。これを写しておいたほうが分かりやすくなるな、と、構図の端っこに余計なものを写してみたり、少し広角気味にして全体を写してみたり。

 自分の写真を観ていると、つくづく男写真だなと思う。そういえば、こないだ、誰だったかGR-Dのシューに水準器をつけていたのには笑った(本人は気を悪くしたかもしれない)。意識・無意識での水平・垂直へのこだわりも男写真のひとつの要素かもしれない。

 女の写真には説明しようだなんて意志はなくて、自分が感じたところをストンと切り取ったままでへいちゃら。「女子カメラ」というムックに出ている100人の作例がその典型。

 無理して女の文章が書けないのと同じように、無理して女の写真を真似する必要もない。ただ、勉強・刺激にはなる。

 といいつつも、最近は35mmで窮屈に感じることが多く、画角の広い28mmレンズをポチクリしてしまった自分。高梨豊説(年齢イコール焦点距離)に従えば若返ったというわけ。オイオイ

| seki | permalink | 写真とかカメラとか | trackbacks (0) | comments (0) |
男の文章・女の文章

 同業者の批判は天唾ものなので、あくまでコメントとして読んでください。

 女性ライターが書いた文章(生原稿)を先日読む機会があったのですが、なかなか真似ができないなーと感じます。そのライターさんだけではなくて、女性ライター共通の傾向としてですが、「論理的展開」が欠けていることが往々にしてあります。まぁ、そういう文章が必要とされるマーケットもありますから、非ロジカルな文章がすべてイカンというわけじゃありませんが。

 僕なんかもともと理系の人間ですし、技術論文的な文章を書いて育ってきたので、「てにをは」、接続詞、掛かり受けなどに注意しながら文章を煮詰めていく習慣が付いてしまっています。逆に女性ライターで理系出身者って少ないんじゃないんでしょうか。

 ということで、文章のストラクチャや言葉遣いからライターの性別を推測して、雑誌を読んでみるのも別の楽しみ方かと。(あまり書くと唾が降ってくるのでこのへんで)

| seki | permalink | 仕事のこととか | trackbacks (0) | comments (0) |
デジイチは中判カメラ相当?

 昨年の9月に買ったWILLCOMのW-ZERO3 [es]の内蔵カメラを初めて使ってみました(ワタシって、マニュアルを読まない人なので、使い方が分からんかったとですよ)。もうちょっとちゃんと使うと、もうちょっとキレイに撮れるようです。

 で、被写体はカメラ。いえいえ、いっぱい持っていると自慢しているわけじゃありません(笑)。

 いちばん下はEOS-5D+50mm/F1.4。上左はハッセルブラッド 501C/M+100mm/F3.5。こうやって上から見ると、2台の大きさにはそれほど差がありません。EOSに24-70mm/F2.8なんて大きなズームを付けたら、容積でも重量でもハッセルを上回りそうです。ものすごく乱暴に言っちゃえば、デジタル一眼は中判カメラと同等だってことかしら。コンデジとデジイチとで画質がぜんぜん違うのも納得がいきます。

 一方でオリンパスOM-1(左)の小ささが際立ちます。OM-1を開発した米谷さんのようなこだわりのある人が同社にいれば、フォーサーズも面白くなるんでしょうけど。

| seki | permalink | 写真とかカメラとか | trackbacks (0) | comments (0) |
上大岡の旧日産社宅

 昨日の続き。

 社宅って、そこに住んでいた人にとっては想い出がたくさん詰まった場所だと思います。僕もサラリーマンだった頃、結婚して3年間は社宅に住んでいました。木造アパートの借り上げで、6畳・4.5畳・キッチン・風呂トイレ。狭いながらも楽しい我が家ってやつ。

 この日産社宅は昭和30年代か40年代前半に建てられたようです。一昨年の秋にすべて退去となり、一年間放っておかれましたが、廃墟化しなかったのがせめてもの幸い。

 こっそり侵入してフィルムで撮ったカットもありますが、スキャンしてないのでデジで。

 奥は取り壊し前。手前は取り壊しが始まった棟で、オブジェまたは近代建築に見えなくもない。
日産社宅

 しばらくするとこうなります。ちょっと無惨。多くの人がこれらの部屋で新婚生活を送り、子どもを育ててきたに違いありません。
日産社宅

 右側は取り壊しが終わってほぼ更地状態。いずれはマンションが建ちます。
日産社宅

 社宅は会社が共同体だった時代の名残り。社員寮とともにあちこちで姿を消しています。

| seki | permalink | 街のこととか | trackbacks (0) | comments (0) |
変わり行く上大岡

 僕の住んでいる上大岡の街が、いま、急速に変わりつつあります。ひとつは西口「C地区」の再開発。33階建てのマンションに、シネコンも入る商業施設が併設される、大プロジェクトです。

 もうひとつはイトーヨーカドー近くにあって、8棟くらいが連なる日産社宅の取り壊しとマンション建設。今まさに取り壊しの真っ最中。

 その近所の桜湯という銭湯(温泉)も廃業してマンションになります。

 少しでも以前の情景をフィルムに収めておこうと思うのですが、工事のピッチの早いこと。近所だから明日でもいいや、と多忙を言い分けにずるずる撮影に出るのが遅れると、それまでとは景色がずいぶん違っていて、悔しい思いをすることも少なくありません。
 
 街の変化はある程度は必要であることは否定しません。生物の新陳代謝と同じで、変化がなければ、地方でバイパスが出来たあとの旧道沿いのように死に絶えてしまいますからね。ただ、大規模開発で個人のお店が少しずつ歯抜けでなくなっていくのは、これからの社会の有り様として、あまり好ましいこととは僕は思いませんけど。

 C地区開発の対象になっていて先日営業を取りやめた豊島湯。建物はまだ残っていますが、取り壊しも時間の問題。タイルが虹色に光ってきれいなんですよ。なくなっちゃうのは残念だなぁ。温泉マークがいい味出してるじゃありませんか。(余談ですが、温泉マークの発祥の地は、dojouさんの故郷である安中市の磯部温泉です)
豊島湯

 これは自宅の近くにあった桜湯。コーヒー色の温泉を使った銭湯だったのですが、結局入らないうちになくなってしまいました。取り壊しが始まって、ペンキ絵がかろうじて残っていたときに、慌ててハッセルで。小学生くらいの子どもはどんどん銭湯に連れていったほうがマナーが学べていいんですけどね(いまやスーパー銭湯がその代わり?)。
桜湯

| seki | permalink | 街のこととか | trackbacks (0) | comments (2) |
版元の倒産

 3年近くお世話になっている某出版社が、1月末にとうとう不渡りを出し、倒産する事態となってしまいました。昨年の秋頃からキャッシュがないことは聞いていましたが、年末を持ちこたえたのでなんとか大丈夫なんだろうと考えていた矢先の出来事。僕を含む多くのライター/カメラマンがギャラ未回収となって途方に暮れています。社員も給与遅配。印刷所なんかも相当売り掛けがあるんじゃないんでしょうか。

 経営者は雲隠れしていて現在連絡が付きませんが、まぁそのうち出てくるでしょう。法的な整理の際に僕ら弱小「業者」が債権(売り掛け)を全額回収できる見込みは少ないらしいので、もうこうなったら再起してもらって、出世払いでいいからきちんと後始末をして欲しいと個人的には思います。法務局で会社の登記簿から自宅住所を調べて押し掛けて行っているライターもいるようですが、そこまでしようとは思いません。

 ま、ギャラが入らなくなったこともショックですが、危ないかもしれないという情報を知りながら、先方に強く出て早めの支払いを要求しなかった自分の甘さも反省しなければなりません。お付き合い(情)とビジネスのバランスの難しさを感じます。

 こういうトラブルは他所ではたまに話を聞きますが、まさか自分が当事者になるとは思いもよりませんでした。

 僕の判断で仕事に巻き込んでしまった方々にはご迷惑を掛ける事態となってしまいましたが、状況が明らかになるまでもう少し待っててください。

| seki | permalink | 仕事のこととか | trackbacks (0) | comments (2) |
ビッグ・ブラザー

 そごう横浜店や羽田空港の駐車場を利用したときに気が付いたんだけど、事前清算をしてからクルマを出すと、出場ゲートが自動的に開くんですよね。最初は何でゲートが開くのか分からなくて、係員がこっそりと覗いてて操作してるんじゃないかとさえ思ったんだけど、もしかしたら、

1) 入場時にナンバーを自動認識して、発券した駐車券と紐付ける
2) 出場時にナンバーを自動認識して、紐付けした駐車券が事前清算されていればゲートを上げる

って制御じゃないかと。

 これって「小さな親切」的なサービスなんだろうけど、知らないうちにナンバーが読み取られて入出庫時間とともにデータベースに格納されているとしたら、たとえやましいところはなくても、ちょっとイヤだよね。

 日本の道路には警察庁が鳴り物入りで開発した「Nシステム」があちらこちらに設置されていて、どのクルマがどこを走ったかが全部分かっちゃてる。この駐車場のシステムと連動すると、どのクルマがどこを走って、どこの施設で駐車したかも分かっちゃう。クルマだけじゃなくて、街頭や施設内にある監視カメラには今や顔認識システムが組み込まれている。

 もう逃げられませんよ(どこから?) 

[*] タイトルのビッグブラザーとは、監視社会を描いたジョージ・オーウェルの小説「1984」に出てくる独裁者のこと。街中に "BIG BROTHER IS WATCHING YOU" と書かれている。

| seki | permalink | 雑談 | trackbacks (0) | comments (0) |
20年振りの函館

 仕事で函館に行ってきました。母親が上磯(現・北斗市)の出身で、親戚が周辺に何人か住んでいます。ま、年賀状でやりとりをする程度だし、日帰りなんで、会いませんでしたけど。

 駅舎はどこにでもあるつまらないデザイン。もうちょっと考えればいいのに。なお、羽田からのフライトでは、隣りの席が椎名誠さんだった。

 駅前にある有名な朝市。重たい機材を引きずっているので、奥まで見て回る元気なし。

 集合までに時間があったので、青函連絡船資料館を見学。繋留されている摩周丸の煙突には懐かしい「JNR」の文字が(若い人はJRしか知らないでしょう)。僕が小学校に上がる前頃に連絡船に乗っている写真が父親が遺したアルバムに残っています。覚えてませんけどね。

 まだ時間があったので、時刻表を良く調べたうえで、函館本線で七飯(ななえ)まで行ってみることに。父親は結婚した翌年あたりにテーベー(結核)を患い、七飯の療養所に入っていたとか。ローカル線はのんびりしていいわ。

 ディーゼル車輌の天井に付いていた扇風機にも「JNR」の文字が。

 その後取材に。四十肩で右肩が上がらないのでカメラをホールドできるか心配していたけど、急遽購入した縦位置グリップのおかげもあって、なんとか無事にインタビューと撮影を終了。

 飛行機まで多少の時間があったので夕方にもう一度朝市に戻ったら、残念ながら一店舗しか開いていなかった。遅昼兼早夕を食べる。イカの刺身が美味い。羽田空港までクルマで来ているのでビールは飲まず。

 22時帰宅。撮影データ吸い上げ、メールチェックとリプライ、ブログ巡回...

| seki | permalink | 仕事のこととか | trackbacks (0) | comments (3) |