鈴ちゃん

 春日駅近くにある「こんにゃく閻魔(源覚寺)」横の古本屋にぷらっと入った。何年も売れなかった(おそらくこれからも売れないであろう)茶色く日焼けした本がところ狭しと積まれているような、昔ながらの古書店である。

 今日の店番はおばあさんであった。その脇の段ボールの中に猫が丸まっていた。

「触っても大丈夫?」

-どうかしら。鈴ちゃんはあまり人になついてないのよ。あたしらが抱いてもシャーって言うんだから。エサのときだけは擦り寄ってくるけど。

「どれどれ」とそっと指を近づける。

-最近の猫はきれいで蚤がいないのね。昔のには蚤がいたから、のんびりと蚤取りができて楽しかったんだけど。それにエサだって刺身をやったって食べやしない。ドライフードしか食べないんだから。

「いくつですか?」

-もう10歳

「あ、じゃあうちのと同じだ」

-前の猫は16まで生きたのよ。

 次のお客さんが入ってくるまでそんな他愛もない会話を楽しんだ。つくづく、カメラを持っていなくて良かった。

 え?逆じゃないかって? カメラがあったら撮ることばかり考えたに違いない。カメラがないときがいいほうもあるのだ。

| seki | permalink | 雑談 | trackbacks (0) | comments (4) |

で、触れたの?

| yukinyaa | 2007.03.14 水曜日 - 7:37

手を出すと鋭い眼光で睨むんですよ、鈴ちゃんったら ^^;
なので背中つんつん程度

やっとホテルにチェックイン。腹ヘルス、ふぅ~

| seki | 2007.03.14 水曜日 - 18:11

え?
ホテルで、腹の上に、ヘルスじ○うが!?

| yukinyaa | 2007.03.15 木曜日 - 7:02

そう来たか!

| seki | 2007.03.15 木曜日 - 23:00
 









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