原爆はしょうがない、かもしれない

 こんなタイトルを付けたら噛み付かれそうですが....

 人間って、どのような歴史を辿っていようとも、きっと原爆を開発したと思うのですよ。たとえばアインシュタインが質量とエネルギーとが等しいことを明らかにしなかったとしても、アインシュタイン’(ダッシュ)なる誰かが必ず見つけただろうし、ルーズベルト’(ダッシュ)なる為政者が開発を命じたんじゃないかと思います。

 また、仮に太平洋戦争の末期に米軍が広島・長崎に投下しなかったとしても、20年後に、米軍かソ連軍がもっと威力の強い原子爆弾をベトナムに落としていたかも知れません。日本の犠牲があったからこそ他国で犠牲が出なかった、だから日本への投下はしょうがない、という意味じゃないですよ、もちろん。

 ただただ、人間ってのはそういう性(さが)なんじゃないかと思うのです。要するにどうしようもない馬鹿なんでしょう。

昨年のデータですが、
・広島の原爆死没者名簿数:247,787名
・長崎の原爆死没者名簿数:140,144名

 一度、同じ暑さのこの時期に現地に行ってみたいと思っているのですが、なかなか叶いません。犠牲者・被爆者と遺族のかたがたに、ブログではありますが、衷心から哀悼の気持ちを送ります。

| seki | permalink | 日々のこと | trackbacks (0) | comments (2) |

涙が出てしまい申し訳ありません。私は戦争を知らない人間です。
父母やその他巡り会ってしまった方々、宿命か因縁で犠牲になった方々へ心から哀悼申し上げます。

But インステッド!
残された我々、この時代を大切に生きましょう。

元気星人。

| 元気星人 | 2007.08.07 火曜日 - 21:28

元気星人さん、ごぶさたです。
僕も戦争を知りません。
亡くなった父親からはよく聞かされていましたが、
もっと聞きたいと思ったときに親はなし。
今頃、もうちょっと勉強しなければならんと思っています。

| seki | 2007.08.08 水曜日 - 2:19
 









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