圏央道

 環境問題やら土地買収問題がなかなか片付かず、全線開通が延び延びになっている圏央道ですが、一応工事はわずかずつですが進みつつあるようです。

 圏央道ができると、たとえば東名から中央へ、あるいは常磐道や東北道へ、首都高速環状線を通らずに抜けられるルートができるわけで、(料金はともかく)それはそれで便利かと思うのですが、こういうものを一度作ってしまうと農村の穏やかな風景が戻ってくることは絶対にありません。橋脚の並ぶ景色をじっと見ていると、諫早湾のギロチン(水門)が思い出されます。

 そんなことを嘆きつつ、今のところクルマを手放そうとは思っていないので、きっと何年かのちには道路を利用する立場になっているはず。エコじゃなくてエゴですね。

 まぁしかし、仕事で撮る写真ってのはだいたいこんな感じで面白くもなんともありませんね。いつも仕事はデジタルですが、今回はフィルム(プロビア→モノクロ変換)を使っています。曇天の遅い午後なので、ちょっと光が不足気味。

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路地その2

 村上春樹の本に「神の子どもたちはみな踊る」というのがあります。阪神大震災のあとで書かれた6編が収録されています。表題の短編で主人公が、ふと見かけた父親をどこまでも追いかけていくというシーンが印象的です。

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同じく文京区にて。

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路地に迷い込む

 「路地度」の高い、いい路地でした。小石川にて。


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いい壁のある街

 先日、野暮用で不動前へ。陽のあるうちに来るのは珍しいかも。というわけで、カバンからG7を取り出して少しスナップ。でもね、プアなファインダーと広角での歪曲が撮影意欲をスポイルします。やっぱりライカ持ち歩かなきゃダメか(笑)。

 しかし不動前周辺は「いい壁」がたくさんありますね。今度はもう少しじっくりと散歩してみよう。


↑有名な定点を見つけて思わず撮る。

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ペンギンのいる喫茶店

 また気が変わって「ですます」調で書きます(笑)。

 今日は振込みがあったので昼に散歩。カメラはいつものOM-1に残り少ないコダクロームを詰めて。さて、おなかもすいてきたので昼をどこで食べようかと思い、前から気になっていた駅近くの喫茶店に入る。ここはペンギンが飼われていることで有名なお店です(「上大岡 ペンギン」でググルと出てきます)。

 喫茶店なのになぜかランチメニューに「てんぷら定食」がある。チョイスはほかにも数種類あったけど、リストのいちばん上にあった天ぷら定食を注文。すると5分後に入ってきた男性(常連)も天ぷら定食。その5分後に入ってきた年増OL(常連)も天ぷら定食。おいおい、人気なのか。

 しかし調理はなぜだか一括で、かなりの待ちぼうけ。出てきた定食はご飯の水が多過ぎてべちゃべちゃ。おまけに、お店にかかっているBGMが、これじゃバックグラウンドじゃなくてフォアグラウンドだろっ、と突っ込みたくなるような大音量。店長らしきおばちゃんはコワモテだし(焼き鳥屋にいそうなママを連想すればよい)。

 ま、そんなこんなでしたが、入り口付近のペンギン君が別れ際に、そんなすさんだ心(笑)を和ませくれるという仕掛け。今度はコーヒーだけ飲みに行こう。

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上大岡・再開発中

 以前書いた上大岡の再開発の続き。

 この写真は一ヶ月ほど前に撮ったもの。リストガーデンスクエア(旧三越上大岡店)の隣りにあった駐車場が掘り返されているところ。ここに昔何があったのか僕は知らないのだが、地下に柱や構造物があるところをみると、以前はビルが建っていたようだ。この地下の基礎は再利用されるらしく、現在は柱と柱に梁が渡されている。

 金属のフェンスがふたつの世界を分けている。歩道を歩きながら隙間から覗く人も多い。みんな街が変わることに期待と不安を持っているようだ。

上大岡 C地区

 桜の写真があちこちのブログに載る時期に、モノクロの工事写真はなんとも無粋かも。

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ストレスを吸収しない街

 埼玉に取材に行くときに、湾岸線から葛西を通ってC2を経由して東北道に乗ることがある。

 C2は荒川に沿って走っている。下り線からは左手が墨田区で右手が江戸川区になるが、首都高の高架から見える街は一面マンションだらけである。自然界には直線という概念は存在しないのに、ここら辺の街には直線しかない。緑はひとつも見えない。

 火曜の朝にここを通ったとき、ふと、ストレスの高い会社から帰ってきた彼ら住人は、この街で癒されることがあるのだろうかと思った。それどころか余計にストレスが溜まりそうだ。

 多くの大人が切れやすくなっている理由をそんなところに短絡的に求めるつもりはないけれど、いつの間にか無機的な街が日本を覆うようになってしまった。僕は今の六本木や品川や汐留や表参道を好きだという人の気持ちが理解できない。街は経済を生むだけの場所でも、人々が寝るだけの場所でもないと思うのだ。大切な機能をひとつ忘れているヨ。

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パーキング・タウン

 昨日はお疲れ様でした。>勉強会に参加の皆さん

 さて、今日は埼玉県東部を取材。約束までに少し時間があったので、とある駅前を散策。
栗橋駅

 東口をスナップしたあと西口に行って驚いた。駅から半径300メートルくらいが一面コインパーキングなのである。こんな駅前は初めて見た。
栗橋駅西口

 駅すぐが一日600円。50メートルほど進むと500円...と変わっていく。面白い。ただし、時間単価はどこも同じで100円。




(3色看板が多いが経営元が創価と関係があるかどうかは不明)

 この駅はJR東北本線と東武日光線が通っているから、駅前に商業施設を作ればそれなりに人が集まりそうな気もするのだが、パーキングのほうが価値を生みだすということなのだろうか。ちょっと不思議。

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変わる有明、飯田橋

 今日は仕事で↓に行った。
ビッグサイト

 おまけショット:売店前のディスプレイに思わず目が留まる(笑)。
ビッグサイト

 ゆりかもめが有明から豊洲まで延伸して、途中に「市場前(しじょうまえ)」という駅ができていた。更地のここに築地が越してくるようだが、土壌汚染が分かって問題になっている。しかし、こういう景色やビルだらけの景色にはまったく魅力を感じない。公共事業が減ってどうのこうのと言われているけれど、相変わらず日本は土建国家だ。
市場前

 帰りに豊洲から有楽町線で飯田橋へ出る。写真を教わった日本写真学園は看板も取り払われていよいよ内装工事が始まっていた。
日本写真学園

 飯田橋歩道橋下の交番近くでスナップをしていたら警官が出てきた。山なんかに出かけて撮るなら分かるけどね...ごちゃごちゃしている街で撮るのが面白いんですよ...お宅は学生さんじゃないよね...ええ違いますけど、ところでおまわりさんを撮っちゃダメなんですよね...そうね、それより、この交番は珍しい形しているからこれ撮りなよ...(仕方が無いのでダミーで1枚撮る...ブレた...ヘタだね)
飯田橋の交番

 歩いているうちに日没のマジックアワーがやってきた。

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子ザル?の散歩

 思わず苦笑。まぁ親の気持ちも分からんでもないが、あっちうろうろ、こっちうろうろするのも、学習の一環なんだから放っておけばいいのにネ。

 しかし他人事だけど、この2人、きちんと子育てができるのかどうか。それに、こんな紐(リーシュ)を売る方も売る方だ。「機械」だ「装置」だと揚げ足を取るのが好きな政治家やマスコミは多いけど、こういうのはスルー?

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上大岡の旧日産社宅

 昨日の続き。

 社宅って、そこに住んでいた人にとっては想い出がたくさん詰まった場所だと思います。僕もサラリーマンだった頃、結婚して3年間は社宅に住んでいました。木造アパートの借り上げで、6畳・4.5畳・キッチン・風呂トイレ。狭いながらも楽しい我が家ってやつ。

 この日産社宅は昭和30年代か40年代前半に建てられたようです。一昨年の秋にすべて退去となり、一年間放っておかれましたが、廃墟化しなかったのがせめてもの幸い。

 こっそり侵入してフィルムで撮ったカットもありますが、スキャンしてないのでデジで。

 奥は取り壊し前。手前は取り壊しが始まった棟で、オブジェまたは近代建築に見えなくもない。
日産社宅

 しばらくするとこうなります。ちょっと無惨。多くの人がこれらの部屋で新婚生活を送り、子どもを育ててきたに違いありません。
日産社宅

 右側は取り壊しが終わってほぼ更地状態。いずれはマンションが建ちます。
日産社宅

 社宅は会社が共同体だった時代の名残り。社員寮とともにあちこちで姿を消しています。

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変わり行く上大岡

 僕の住んでいる上大岡の街が、いま、急速に変わりつつあります。ひとつは西口「C地区」の再開発。33階建てのマンションに、シネコンも入る商業施設が併設される、大プロジェクトです。

 もうひとつはイトーヨーカドー近くにあって、8棟くらいが連なる日産社宅の取り壊しとマンション建設。今まさに取り壊しの真っ最中。

 その近所の桜湯という銭湯(温泉)も廃業してマンションになります。

 少しでも以前の情景をフィルムに収めておこうと思うのですが、工事のピッチの早いこと。近所だから明日でもいいや、と多忙を言い分けにずるずる撮影に出るのが遅れると、それまでとは景色がずいぶん違っていて、悔しい思いをすることも少なくありません。
 
 街の変化はある程度は必要であることは否定しません。生物の新陳代謝と同じで、変化がなければ、地方でバイパスが出来たあとの旧道沿いのように死に絶えてしまいますからね。ただ、大規模開発で個人のお店が少しずつ歯抜けでなくなっていくのは、これからの社会の有り様として、あまり好ましいこととは僕は思いませんけど。

 C地区開発の対象になっていて先日営業を取りやめた豊島湯。建物はまだ残っていますが、取り壊しも時間の問題。タイルが虹色に光ってきれいなんですよ。なくなっちゃうのは残念だなぁ。温泉マークがいい味出してるじゃありませんか。(余談ですが、温泉マークの発祥の地は、dojouさんの故郷である安中市の磯部温泉です)
豊島湯

 これは自宅の近くにあった桜湯。コーヒー色の温泉を使った銭湯だったのですが、結局入らないうちになくなってしまいました。取り壊しが始まって、ペンキ絵がかろうじて残っていたときに、慌ててハッセルで。小学生くらいの子どもはどんどん銭湯に連れていったほうがマナーが学べていいんですけどね(いまやスーパー銭湯がその代わり?)。
桜湯

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