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コモディティー化する写真

  • 2008.08.05 Tuesday - 21:53
The Short Epic:デジタル化進行でコモディティー化する写真
戦略なくして売れない時代へ


(略)彼女は、カフェやショップなどの商業施設にインテリアとともにアートを紹介しているという。しかし写真は全くダメらしい。写真を施主にすすめると、社員で写真が上手いのがいるので彼のものを使えばよい、などといわれたこともあるそうだ。一般では、写真は自分で撮影するものという認識が強いことが改めて感じさせられるエピソードだ。特に写真がデジタル化してからは、アマチュアでもフォトショップで画像を直せるし、高品位のプリントも手軽に制作できる。プロ写真家のアドバンテージは急激になくなってしまったのだ。もはや、プロ写真家で技術を持っているだけではだめで、現代アート同様にますます作品コンセプトを構築する知的さが必要になっているのだ。(略)


 首肯できるところもあるが、全文を読み通してみると何となく違和感も残る。

コメント:3

スペインの丸山、 2008/08/06 04:52
関 行宏 様

「お暑うございます。」
私も違和感を強く感じました。
未だ両目がはっきりと開いていない方のように思いますが、
それと御自分の文章に酔っていらっしゃる。

猫の話、
猫に塩分と脂肪は禁物だそうです、塩分を与え過ぎると間違いなく腎臓病になります、うちの猫がこれで、毎日離尿作用のある薬を呑ませています、
薬を呑ませるようになってからは以前より水を飲むようになりました。
スペインの丸山、 2008/08/06 06:21
関 行宏 様

一寸、思い出した事があったので書きます。
スペイン王室の宮廷画家だったベラスケスの話、
宮廷画家の主な仕事は王様及びその家族の「似顔絵」を描く事です、
王様が「馬に乗っている画を応接間に飾りたいんだが描いてくれ、」
と言えばその画を描き、「娘の見合い用の画を描いてくれ、」と言えば
その画を描く、今で言えば「皇室御用達の写真屋さん」です、それで
給料は「皇室御用達の床屋さん」と同じ(給与明細がのこっている)だった、
この時代の「絵」の価値はこんなものです(今の写真と同じ位か?)ところが
現代では「スペインが生んだ偉大な芸術家」に昇格しています、
この事を鑑みて「写真屋さん」も死んでから「偉大な芸術家」に昇格するかも
知れません、アートギャラリーなどと呼ばれる場所に展示されなくても、
「歴史」を「記録」した写真は博物館に展示され人々の記憶に残ります。
せき 2008/08/06 10:36
スペインの丸山さま、
 スペインも暑い日が続いているのでしょうか。関東は「ゲリラ雨+雷」に恐々とする毎日です。
 ところで、紹介いただいたベラスケスの話、クライアントのニーズに応えるという意味では今のカメラマンまたはフリーライターの仕事そのままですね。でも給料の多寡にかかわらず後世が認めるほどに仕事はきちんとしたということなのでしょう。床屋と同じような宮仕え的な立場で苦労もあったんだろうなぁと思いつつ、面白く拝読いたしました。
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