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博物館のマーケティング

  • 2008.05.21 Wednesday - 23:31
 自宅から京急の快特で一駅のところにある、神奈川県立金沢文庫というところに、散歩を兼ねて先日訪れてみたのですが、駅から続く案内看板が「この先900m」のすぐ次が「600m」になったかと思うと、また「800m」に戻ったり、パンフレットに印刷されている入館料は250円なのに実際は400円だったり(特別展をやっているときは料金が変わるということを後から知った)、称名寺の境内から続くトンネル道の案内看板が出ていなかったりと、不親切このうえない。

 開館時間も短く、入館は16:00まで。学校の先生のような研究者とか定年後の人ならともかく、仕事を持っている人には縁のないところ。

 子供が来て面白いと感じられるような展示品も工夫もないし、解説も専門すぎるし。

 どうりで閑散としているわけです。

 金曜に大阪に行くので、どこか寄れる面白いところはないかと探してみると、国立民族博物館というのが万博公園にある。伊丹空港にも近いから、ぐるっと一回りして帰るにはちょうどいいかなと思って調べてみると、やはり入館時間が16:30まで。

 取材が終わってから急いで向かって、ぎりぎり着くような時間。これが19時まで開いていたら利用しやすくなるだろうし、せめて週末だけでも閉館を遅らせてくれたら。

 「博物館の存在目的は公共に資することにある」、なんて内容の文章を先日翻訳したばかり。

 なので、県立だろうと国立だろうと、博物館というコンテンツをお金に換えるような発想とか工夫がもっと必要なんじゃないんだろうか、と考えてしまう。

 運営を民間にすべて任せろとは言いませんが、なんだかねーって感じ。ちょっとぼやいてみました。

コメント:8

gramercy 2008/05/22 00:24
金沢文庫、ただものではないですね。逆に興味を持ちました。

大阪の国立民極学博物館は「アラビアンナイト大博覧会」の時に行った友人が面白かったと言ってました。でも閉館時間が早いですね。
と、サイトを見たら、今は「少数民族の暮らしと工芸」をやってるんですね。行きたいー。
gramercy 2008/05/22 00:25
民族学と書きたかったのです〜。
せき 2008/05/22 00:57
gramercyさま、
 金沢文庫(正確には「かねざわぶんこ」と読むそうですが、通称は「かなざわぶんこ」)のウェブサイトって、10年前のような作りで逆に驚いてしまいます。え?これで県立なの?と。
 今ちょうど、弘明寺の観音様の特別公開中。巨大な曼荼羅も公開中でした。併設の図書室は稀覯書もたくさんあって、しばらく篭ってもいいかなという感じ。
せき 2008/05/22 00:59
あ、それと、中国の少数民族のことは、今発売されているナショナル・ジオ誌に載ってますよ。中国特集で面白そうなので今日買ってきました。
moonisup 2008/05/22 08:09
大阪市立東洋陶磁美術館というところがおすすめなのですが、
やはり5時までで4時半最終入館でした。
:->
せき 2008/05/22 09:07
moonisupさま、
 ありがとうございます。しかし、どこも閉館が早い。
 かろうじて、大阪歴史博物館てところが、金曜日だけ20時まで開館だそうです。
2008/05/22 22:15
所詮は役所のやることです。
彼らは体裁だけ整っていれば給料には関係無しです。
在らぬ幻想はさっさと捨ててしまいましょう。
せき 2008/05/22 23:09
お名前が分かりませんが、
幻想も期待も抱いてはいませんが、運営が公的である以上、黒字でない限りは税金が投入されるわけですから、何も言わなければ、自分たちが払った税金が無駄に使われることを首肯したことになってしまいます。

橋下知事のようにバッサリ切ろうという動きが、もしかしたらカンフル剤のように働くのではないか、と思ったりもしていますが。

今日の日経夕刊に、山梨県かどこかの博物館館長のインタビューが出ていますが、集客のことには触れられていませんでしたね。
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