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「走る男」の最後のゴール

 タレントの森脇健児氏が、北海道の洞爺湖から沖縄の首里城まで、およそ2700キロをただひたすら走り通すというテレビ番組、「走る男」。東京では放送していないので、知らない人のほうが多いかもしれない。

 関東エリアではほとんどお目にかからなくなった41歳のオッサンが走るだけなのに、この番組、なぜか秘かに人気がある。なぜか感動する。なぜか泣いてしまう。はるか数百キロの先から、夜行バスを乗り継いだり仕事を休んだりして、伴走に参加する人もいる。この番組を観てジョギングを始めた人も多いらしい。

 その走る男は2月22日に沖縄県の首里城(守礼門)にゴールして、日本縦走の旅は<一応>終わったことになっていた。

 ところがである。昨年の夏に首痛(椎間板ヘルニア)を発症してしまい、スケジュールの都合から千葉から横浜までを森脇氏は走らずに終わっている。その間、一般のランナーがリレーをして番組をつないだのだが、その55キロを走っていないことがよほど心残りだったのだろう。沖縄にゴールしたあとで、「夏休みの宿題」と称して3月1日と2日に走ると発表があった。もう一回ゴールがあるのだ。しかも最終のゴール地点は、なんと、地元横浜の臨港パークである。これは行くしかないでしょう。

 というわけで、仕事的には時間が厳しかったのだけれど、臨港パークまで行ってみた。途中、信号で停まるたびに携帯からブログを覗くと、ラスト6キロラスト5キロ、と書き込みが続いて、関内駅周辺の渋滞がもどかしいほどだったが、なんとか到着予定時刻前に臨港パークに到着。平日なのに、すでに50人ほどのファンがいてちょっと驚く。

 しばらくするとプロデューサの東郷氏が一足先に到着して、待つ位置などを簡単に指示。ところが、取材のカメラマン(スチル)が誰もいない。関係者と多少のやりとりをして、だったら僕が撮っておきますよと、にわかプレスに。ここらへんのアバウト加減が素敵。

 そして16:19に「走る男」が到着。
走る男

 みんなの歓迎を受けているうちに、いつものように森脇氏号泣。それにつられて周りも涙。最後は笑顔でバンザイ。
走る男

 演出の都合で全員で100メートルほど走る(笑)。ハーフで痛めた足で後ろ走りしながら、ブラインドでシャッターを切るのが大変であった。
走る男

 来た人との記念撮影やサインを一通り済ませて、お開きになったあと、せっかくなので「日本一の低予算」でとても面白い番組を作ったスタッフの皆さん(わずか3人!)に集まってもらい、最後の最後の記念写真。
走る男

 「走る男」は一部の地域で放送されているので該当するかたはぜひ観てください。ちなみに今日の様子は3月末か4月頭の総集編で放送されるとのこと。隅っこに映っているかもしれません。

(写真のアップは森脇さん本人に了解を得ています)

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