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ウイルスの役割

 パンデミック?の続き。

 ウイルスによって死に至るような流行性の病気って、おそらく生命の歴史のなかで、「個体数の調節メカニズム」として使われてきたはず。

 よく知られているのはスペインかぜで、全世界で4000万人以上が死んだとされる。交通が発達する以前、さらには記録が残っていない有史以前にも、局所的な流行や多数の死者が出た事例はあったに違いない。

 ウイルスの「役割」としてもうひとつ言われているのが、進化の引き金(イネーブラー)になっているのではないか、という説。DNAレベルで大きな変化を起こすには、適応や淘汰ではなく、ウイルスが介在していると考えたほうが筋道が通るでしょ、というのがその理由。学説としてはあまり信用されていないようだけど素人には受ける。

 ということで、また少しばかり不謹慎だけど、医学の進歩によってウイルスがコントロールされて「個体数の調節」としても「進化の引き金」としても機能できなくなってしまったときに、さて何が起こるんでしょうね。

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